僕は言葉遊びが好きである。
ルーツを辿れば
西尾維新サマの化物語をとおりがかるが、それは中継地点であってルーツではない。
更に昔、
小学生の頃の同級生に面白い事を言うやつがいたから
恐らくそれがルーツだと思っている。
そいつは頭が良かったから、頭が良くなかったであろう僕は、そいつが発する言葉に興味を惹かれ、読書感想文で文章を書くことの楽しさを知ったものだ。
その時ついでに国語の授業にも興味が湧いて欲しかったが一切興味は湧いて来なかったのは残念で仕方ない。
そんな僕は言葉を置き換えることを考えてみた。
これはほんとに思いつきでしかない
夜中にふと思いついたので多分明日の朝には忘れているだろう。
だから備忘録としてこれを残しておくんだ。
よく、言葉は伝え方が大事だよ といわれる
確かにそれはそう
例えばこう思ったとする
(部屋きったねーな…)
それをそのまま伝えることを想像してほしい、
絶対に
言われた方は気分が悪い
悲しくなるかもしれない
悲しさが原因でダイエットできれば
まだいいほう
部屋が片付けられない自分を責めて
病んでしまうかもしれない
そうならない、させないためには伝え方の工夫が必要になってくると思うわけだ。
ここで言葉を置き換えてみる
部屋が汚い…ではなく
『君の部屋、とてもエントロピー係数を節約してるね』
ここで重要なのは、エントロピー係数が 低い などと言ってはいけないということ。
なぜなら人は 低い という言葉に良い印象を持たないから。
だからあえて節約してるねと言う。
エントロピーとは物質の秩序が高ければ上がり、低ければ下がる数値で、量子力学かなにかの言葉だった気がするけれども詳しくは辞書を引いてほしい。
で、多分低いってことはよりカオス(無秩序)に近いってこと。
つまり部屋が人の手で整頓されておらず、より自然に近い状態で散乱していることになる。
つまり部屋が汚いわけだ。
どうだろうか、おそらく大多数の人はこの言葉を言われてもイラつきもしなければ悲しくもならない、むしろ『何いってんのこいつ、意味わかんね』
と、上に立った気分になれるかもしれない。つまりこの言葉は謙譲語だ。
ただ、間違ってもエンゲル係数節約してるね、みたいな似た言葉をうっかり言うと、普通に 貧乏 だね
という意味に取られかねないので気をつけてほしい。
エンゲル係数は低いほど経済力が低く、高いほど裕福だからだ。
まぁでも、書くときは思慮深くあれやこれやと考えるけれど、普段使う言葉っていうのはじっくり考えながら喋れるものではないよね、
ついつい意図しない受け取られ方をしてしまうことは多々ある。(書く場合も一周回って意図しない言葉を使ってしまうことがよくあるけどw)
あのとき、ついでに国語にも興味が湧いていたらもう少し賢い人間になっていたかもしれない…
ではまた、
ジョー・ブラックでした。