私が尊敬している 奈良の 森岡正宏 先生 です。



愛国心あふれる真の保守の先生。


今は政治は引退なさっていますか゛、幅広く活躍されています。


愛国心のある真の保守の先生に自民党公認いただきたい。


私といたしましては、もう一度ご活躍いただきたいのですが・・・・ニコニコ


下記先生の公式サイトより 抜粋 いたしました。


平成19年より今の状況を危惧されていたようにかんじます。





ほっとけない」いまの日本


国政復帰への熱い思い

・私は一昨年の総選挙で議席を失いました。国会議員としてやりたい仕事がいっぱいあっただけに郵政民営化をめぐる問題だけで葬られてしまったことが残念でなりません。

・今の日本の姿は、アメリカ一辺倒・市場原理主義が幅をきかせ、一部の勝ち組と多くの負け組みを生み、いわゆる格差社会が現出しております。いさなぎ景気を上回る好景気が続いている、銀行や一部大企業が史上最高益をだしているその一方で、多くの中小企業はそれを実感できないでいる。デフレからの脱却も不透明、正規雇用者が減り非正規雇用者(派遣労働者やアルバイター)が増え、年収二百万円以下の労働者が六百万人もいる、生活保護世帯が百万世帯を超えたなど、地域と所得双方とも格差がひどくなっていることがデータからうかがえます。小泉劇場の酔いから覚めて国民の多くは、酔っ払って気がつかなかったときのツケがあまりにも大きかったことに、いま愕然としているのではないでしょうか。税・医療・介護など一気に負担が増えた高齢者、支援費から応能主義に変えられた障害者の悲鳴が耳元まで聞こえてまいります。

・安倍内閣に「ブルーシャトー内閣」というニックネームをつけた人がいます。かつて一世を風靡した歌「ブルーシャトー」のはじめのセリフ「森(森元総理)と泉(小泉前首相のこと)に囲まれて」をもじったそうで、もともとは「森と泉に囲まれて、”美しい国‘“ニッポンをつくって欲しい」との期待からつけたようです。ところが、最近は内閣支持率も「森と泉に囲まれて」に落ち着きそうだと皮肉を込めて使われていると聞きました。

安倍総理著書「美しい国へ」をなんども読み返し、これこそ私も望んでいる日本が向かうべき道だと思います。自民党結党の精神である「自主憲法の制定」を自分の在任中に実現させるという明確な目標を示しておられることを含め、「戦後レジームからの脱却」を唱え真の独立国日本の国造りを目指す姿勢に共鳴できるからであります。ところが、現実は安倍総理のカラーをあまりだせないまま、いろいろな問題で足をとられ内閣発足当時七十%そこそこあった支持率が最近四十%台となっています。小泉さんのようなはっきりしたメッセージが国民に伝わってこない、安倍内閣の人事が総裁選挙の論功行賞中心だったので適材適所といえずあちこちでほころびがみえる、七月の参議院選挙を意識するあまり本音が見えてこないので国民はそれをみすかしている、そのうえ、国・地方、与党・野党を問わず次から次へと不祥事が露見、国民の政治不信を加速させ、それが政府与党に対する不満となり安倍内閣支持率低下につながっているように思います。

・いまわが国は①安全保障②財政③少子化など社会活力の衰え④教育という四つの危機に直面しているといわれています。いずれもわが国の存立にかかわる重要課題でありますが、特に教育の危機を深刻に受け止め安倍総理が教育再生を当面の優先課題にすえておられることに賛同するものであります。改正教育基本法は成立しましたが具体的な改革作業はこれからであります。ことに公教育が深刻で、教師の質の向上・教育委員会制度の見直し・日教組への対応などに加えて、子供の規範意識を高めるための施策が急務であります。

環境2 ・数ヶ月前アル・ゴア米元副大統領が書かれた著書「不都合な真実」を読み、また同じ題名の映画を観て深い感動を覚えました。地球温暖化に今ストップをかけなければ人類の存在さえ危うくなる。    子供や孫たちから「あなた方は私たちのことをちっとも心配してくれなかったの?」といわれていいのでしょうかという警告に心が痛みました。日本は一九九七年京都議定書が交わされた議長国であり、文明を享受している先進国の一員として、また省エネなどの環境技術で世界の最先端をゆく国として、地球環境問題のリード役になるべきだと思います。

環境1

二十一世紀は、環境の世紀と言っても過言ではありません。二酸化炭素排出量の一番多いアメリカ、二番目の中国などを巻き込み国家の利害を超えた協力関係を築いてゆく外交努力が必要です。京都議定書を離脱しているアメリカ、オーストラリアに続いて、このほどカナダが目標達成不可能であることを明らかにし新たな対策を発表しました。日本も六%の排出削減義務を負いながら、逆に八、一%も増えているという現実をみると目標達成は容易なことではありません。経済界も含めて地球環境問題への意識改革が必要であります。そしてなによりも政治が経済成長優先から環境第一主義にシフトすることです。

・また、私は厚生労働省の仕事をさせていただいた経験から、やがて三人に一人が高齢者という時代を迎えんとする日本が年金・医療・介護などの費用をどのようにして確保するのか、国民の負担と給付のありかたに強い関心を持ち政治の責任を認識しております。そして、格差社会といわれるなかで経済的困窮者・障害を抱える人たち・ワーキングプアーと呼ばれる人など弱者に温かい手を差し伸べることも忘れてはならないテーマであります。加えて、定年を迎えんとする団塊の世代の活用策、非正規雇用の若者が増えつつある今の雇用システムを見直すことなども喫緊の課題だと考えます。すべての人が希望や生きがいを持てるセーフティーネットの構築に取り組まねばなりません。

・あの社会保険庁を腐った組織にしたのも労働組合でした。戦後教育を破滅に導いたのも日教組という労働組合が元凶であることは衆目の一致するところであり、また、役所の行財政改革に抵抗するのも自治労であります。これら官公労の上に乗って改革を阻んでいるのが民主党などの野党勢力であることは明らかであります。

・安倍総理の「美しい国」という言葉はあまり好きではありませんが中身は素晴らしいものです。野党の抵抗にめげることなく、周りや支持率を気にしないで己の信念に従ってどんどん指導力を発揮してもらいたいと考えます。近い将来私ももう一度国政の場に送ってもらって安倍総理の国造りに参画させていただきたいという強い決意を持っております。


平成十九年五月 記    森 岡 正 宏