昨年の4月の患者減少は今思い返してもひどかったです
保険診療点数で前年同月比24%減少でした
勿論自由診療なんて考える患者さんはいません
そういう意味では実質売り上げは前年の70%を切っていたと思います
単月とはいえ大赤字に陥ったことで僕はコロナ感染者が
このまま増え続けたらうちは潰れるかも…と言う恐怖を感じました
それとは別に今のスタッフが元気に働いてくれたなら
今年は過去一番の診療売り上げになったのに…
という残念な思いもありました
昨年1~2月の業績はここ20年で一番だったからです
…まあ仕方ありません
それからの僕の仕事はスタッフ全員の雇用の維持を最大の目的として
医院の経営管理を行う事でした
まず5月のうちに雇用調整助成金の申請手続きを労務士さんとともに
行い、それに並行して国が主導して3年間金利負担してくれる
「コロナ対策特別融資」を申し込みました
更に感染対策補助金申請やら医療従事者慰労金申請やら
個人的な持続化給付金も請求しましたし今年の2月には
2回目の医院の感染対策補助金申請を行いました
すべて診療しながらなのでこんなに事務が忙しかった1年は
過去になかったです
その甲斐あってか今でも当院は普通に診療を続けてはいますが
確実に受診抑制は起きていると思いますしその影響は
ボディーブローのように医院経営に悪影響を及ぼしています…
先の日曜日の夜、用事で飲み屋街を歩く機会があったのですが
高知の夜の街は、営業している店もまばらでした
ほんとにアフターコロナにはこの街は復活するのでしょうか?
他人の心配どころではないのですが
この先この国の経済は立ち直ることが出来るのでしょうか?という
漠然とした不安が心をよぎる雨の水曜日の午後なのでした
明日は「昭和の日」ですが天気はまた雨予報
なんかうら寂しいゴールデンウィークの始まりです
・・・ああブル~!…(笑)…🈡