コミュニケーションのための英語 | 使える英語をモノにする!

コミュニケーションのための英語

私はTOEICでは良い点がとれましたが、なかなか使える英語が身についているという実感が持てません。今まではテストの勉強ばかりで、コミュニケーションツールとしての英語の視点が欠けていたように思います。なので、最近は、コミュニケーションを意識した英語の勉強に移行中です。

 

コミュニケーションのためには、必ずしも英語の実力だけでが重要というわけではないと思っています。TOEIC600点くらいでもコミュニケーションが成り立っている人ってたくさんいますよね。ここで、コミュニケーションには何が必要か考えてみます。
 
コミュニケーションには英語の実力とは関係なく以下のようなことが必要ではないかと思っています。
・相手の言いたいことが分かる力
・自分の考えを伝える力

 

まず、「相手の言いたいことが分かる力」ですが、これは必ずしもリスニングを100%聞けるようにならないと駄目だという意味ではありません。例えば、日本人同士でも相手の言っていることが分からない場合ってありますよね。相手の言いたいことを理解するには言語だけではなくて、文化的背景や思考の癖なんかも知っている必要があります。逆にこういったことが気がつけば、100%聞き取れなくても、相手の話を理解できるはずです。

 

次に、「自分の考えを伝える力」について考えて見ます。英会話学校などで英語で話す機会が増えましたが、なかなか自分の言いたいことが伝わりません。それでも、昔よりはかなり自分の考えが伝わっている感覚があります。さて、何が変わったのでしょうか?

 

一つは、「結論→付加情報→もう一度結論」と喋るように心がけています。このように喋ると、相手の反応が格段に良いですね。また、私は結論をはっきり言うのが苦手でしたが(日本人の特徴かもしれませんが)、自分の考えとは多少違ってても、とにかく結論ぽく喋って、付加情報のところで曖昧に補完しています。この辺の思い切りの良さは、英会話学校に通って慣れたので、良かった点だと思います。

 

二つ目に、アウトプットする文の蓄積が増えたことです。DUOを使って一年くらい日本語から英語を思い浮かべる練習をしているのですが、これって実は英文の暗記なんですよね。560個の英文が実用レベルで私の頭に蓄積されつつあります。ただし、暗記だけでは不十分で、応用するためにはさらに勉強方法を工夫する必要だと感じています。

 

もう一つ変わった点は、英作文をたくさんするようになりました。これは仕事の関係なので、半強制的です。英作文はじっくり考えられるので、英会話とは違った形でのアウトプットの練習になっています。今までインプットされたものが、徐々にアウトプットの力に変わっているのを実感しています。

 

昨年までは、主に聴く力を伸ばす勉強をしてきましたが、最近は相手の言いたいことが分かり、自分の考えを伝えることができるようになるようになりたいと思っています。