さて今回は桑名市の名所六華苑へ遊びに行ってきました。
六華苑は諸戸清六の新居として、イギリス人建築家ジョサイア・コンドル氏が設計した建築物です。
洋館と和館が一緒になった和洋折衷な建築物で文化財にもなっています。
桑名駅から六華苑に行くには路線バスがありますのでバスを使います。
最寄りバス停は「田町」です。バス停のすぐ近くの交差点を曲がって北へちょっと歩けば六華苑です。
途中桑名城の堀を渡ります。渡る橋はなんと旋回橋です。
ここまで来れば目的地は目の前です。
六華苑の入り口近くにはバス停がありますが本数は
便利とは言えない本数なので田町バス停から歩いたほうが良いかも。
さて六華苑の入り口まで来ました。この建物は長屋門だそうです。
入場料を払って中に入りますよ。大人1人310円とリーズナブルな価格。
到着しました。旧諸戸邸です。右の塔屋は設計段階では3階建てでしたが揖斐川が見渡せるようにとの清六氏の要望で4階建てへと変更されました
洋館の1階にはベランダ2階はサンルームになっています。
ベランダの手摺りの造りがなかなか凝っていると私は思います。
右が洋館で応接間や食堂があります。
左の和館が生活の中心だったようです。
和館側から見ると印象はガラッと変わりますね。
和館には縁側があります。あそこに腰かけて眺める庭は最高ですよ。
建物の南側には池がありそれを囲むように道が作られています。
これは何だろうユリかな?
花と建物は合いますね
建物の中に見学に入ります。玄関のガラスがとても美しいです。床は赤い絨毯で敷き詰められ高級感を感じます。
曲線を使用した今の建物にはなかなか無いデザイン
塔屋の中はもちろん丸いです。実際に見ると分かりますが窓の低いです。
シャンデリアをつりさげている天井の装飾が凝っています
この装飾はコンドル氏が好んでいた薔薇をモチーフにしたデザインとなってます。かなり細かい装飾です。職人も相当な腕の人なんでしょう。
応接間から眺める庭もやっぱり美しいです。
隣接する食堂は明るい応接間とは逆のシックな空間になってます。
こちらは2階のサンルームです。ここが自分は一番気に入りました。太陽の光が注ぐこの空間はとっても居心地の良い場所です。
ここでウトウトするのが至福のひと時になりそう。
和館はこれまた素晴らしい和室でとても広く居心地のいい場所です。
この日は新婚さんでしょうか着物を着た方々が写真を撮っておられました。一番豪華な一の間座敷で写真を撮ってました。