最初はメモアプリに書いておこうかと思ったけど、間違って消しにくいブログにということで。つまり元はメモなんで詳細な運用区間は書いて居ないませんし車両等の説明も結構雑です。詳しく知りたければ調べてね(投げやり)運用路線は2020年11月現在のものです。間違ってたりぬけてたりしたらごめんね

・日本国内のJR、三セク、私鉄で現役
・形式が国鉄時代に誕生している(製造がJR時代であっても)
・貨車、事業用車、機関車は除く

キハ40 (47.48.派生形式含む)


製造年:昭和52年~昭和57年
運用会社:JR北海道 東日本 西日本 四国 九州 道南いさりび鉄道 会津鉄道(観光用) 小湊鉄道(運用開始未定) 錦川鉄道(基本イベント 貸切用)

キハ40系は今から約40年前に888両製造された気動車です。事故廃車の1両除く887両が全てのJRに継承され (JR東海では2016年に引退)汎用性の高さから今でも多くが活躍していますが、JR北海道 東日本では電気式気動車により本格的な置き換えが開始されています。JR九州では一部線区で新型車両により置き換えられていますが完全に引退するのはまだ先でしょう。その他では置き換えは見られず特にJR西日本ではほぼ廃車が発生しておらず下手すりゃ後10年位は生き残るような気もします。


キハ54


製造年:昭和61年~62年
路線:JR北海道 宗谷線 留萌線 石北線 釧網線 花咲線 JR四国 予土線 予讃線 内子線

民営化直前に国鉄がJR四国 北海道への置き土産として41両を製造しました。北海道用の500番台の座席はキハ183や0系新幹線の座席を流用し、かなり快適ですが四国用の0番台はロングシートです。


キハ183


製造年:昭和54年~平成4年
列車:特急大雪 オホーツク (宗谷 サロベツ)

国鉄~JR時代にかけて製造された特急形気動車です。かつては道内各地の特急列車等で見られ、お座敷列車やジョイフルトレインとしても活躍しました。が、今では札幌と旭川~網走へ数往復する程度の運用とノースレインボーエクスプレスで運転される臨時列車が残されている程度です。老朽化が進んでいるため恐らく後数年で姿を消すと思われます。宗谷 サロベツ運用は代走時のみ。九州にも一応同形式はいる(あそぼーい)一部車両は民営化後に製造。


キハ20
(写真無かった)

製造年:昭和32年~昭和41年
路線:ひたちなか海浜鉄道湊線 いすみ鉄道いすみ線

かつては日本各地の非電化区間で見られ計1126両が製造されました。キハ40の前任的な車両
現在はJR線から姿を消し、いすみ鉄道とひたちなか海浜鉄道で臨時列車として活躍しています。いすみ鉄道ではほぼ毎週末運転されていますがひたちなか海浜鉄道ではイベント時等たまにしか運転されません。


キハ58
(これまた写真無かった)

製造年:昭和36年~昭和44年
路線:いすみ鉄道いすみ線

キハ28形が現存。SLを廃止する「無煙化」を進めるために各地に導入された急行用気動車です。当時は幹線であっても非電化区間が多かった為ホントにどこでも見られた模様
晩年は地方ローカル線で活躍し、JR線からは2011年に姿を消しました。現在はいすみ鉄道でキハ52(キハ20系列)と一緒に急行として走っています。

補足:いすみ鉄道で走っているのはキハ52形とキハ28形ですがいずれも(キハ20形 キハ58形とは)エンジン数の違いです。(つまりキハ20系52形 キハ58系28形)キハ20やキハ58は特定の1形式を指すのではなく同一の設計思想で製造されたものを指します。(正式なものじゃ無いけど基本こう)

キハ32
(写真無いの)

製造年:昭和67年
路線:予讃線 内子線 予土線 土讃線

キハ54と同じく国鉄の置き土産。トイレが付いていないくせに長時間走ることも(行き違いとかの停車中に行けるらしい)

キハ35
(まーた写真ない)

製造年:昭和36年~昭和41年
路線:水島臨海鉄道水島本線

キハ30形が現存。大都市近郊の通勤需要の大きい非電化路線に投入され比較的各地で見られました。現在は水島臨海鉄道に一両のみ現存し秋冬の平日ラッシュ時の運用に入ったりしています。乗車難易度高め

キハ37
(写真無しはいずれ追加するかも)

製造年:昭和58年
路線:水島臨海鉄道水島本線

ローカル線に特化した車両として開発したものの、国鉄再建法により特定地方交通線の廃止が始まり、余剰車が大量に出た為製造は先行量産車5両にとどまりました。

キハ38
(上に同じく)

製造年:昭和61年~昭和62年
路線:水島臨海鉄道水島本線

老朽化した八高線のキハ35を置き換える為にキハ35の部品を流用し製造されました。

キハ185


製造:昭和61年~昭和63年
路線 列車:特急剣山 むろと うずしお(一往復) 予讃線 内子線

これまた国鉄の置き土産的車両。第一線からは退き現在は主に徳島で活躍しています。普通列車用に改造されたり九州に飛ばされたり観光列車になったりもしているのでまだもう少し見ることが出来そうです。一部車両は民営化後に製造。

キハ66


製造年:昭和49年~昭和50年
路線:長崎本線 大村線 佐世保線

山陽新幹線全線開業のダイヤ改正時に導入され筑豊地区の快速や急行として使用されました。高出力エンジン、当時珍しかった転換クロス(当時クロスシートは特急、新幹線の普通車に使われた)等かなり高スペックでした。そのせいか高コストかつ非常に重い車両になった為製造は30両に終わりました。新型車によって置き換えが始まっています。

103系


製造年:昭和38年~昭和59年
路線:奈良線 和田岬線 播但線 加古川線 筑肥線

約20年で計3,447両が製造された通勤形車両です。都市圏の通勤路線に投入され長らく日本の通勤輸送を支えてきました。現在は数を減らしていますがまだもう少しは見られそうです。

105系


製造 改造:昭和56年~平成2年
路線:きのくに線(2021/3/12引退)福塩線 宇部線 小野田線

地方の電化路線に残る旧型国電を置き換える為に新造や103系(主に1000番台一部0番台)から改造されました。きのくに線からは完全撤退は目前ですが山陽地区では特に置き換えは発表されていません。(きのくに線からは2021年春のダイヤ改正で引退)

113系


製造年:昭和38年~昭和57年
路線:草津線 琵琶湖線 湖西線 山陽本線 赤穂線 宇野線 伯備線 山陰本線 舞鶴線 京都丹後鉄道宮福線

東京地区の東海道本線では80系や153系と言った2扉の車両が使われていて通勤には向いていませんでした。それを置き換える為近郊形電車の先駆けである401.421系をベースに111系が製造されました。113系はこれのモーターを強化した車両です。

115系


製造年:昭和38年~昭和58年
路線:しなの鉄道全線 信越本線 越後線 弥彦線 えちごトキめき鉄道妙高はねうまライン 山陰本線 舞鶴線 京都丹後鉄道宮福線 山陽本線 赤穂線 宇野線 瀬戸大橋線(本州側のみ) 伯備線 福塩線

山間部や寒冷地用の111 113系と言った感じ。かつては113系と合わせ日本各地の直流電化路線で見られました。

補足:111系 113系 115系の違いについて
111系:113 115系のプロトタイプと言える。
113系:111系のモーターを強化した車両。平坦な路線用
115系:113系に勾配に配慮した設備や耐寒耐雪設備を加えた車両。寒冷地や山間部の路線用

ちなみに111系は1年程しか製造されていませんが113系との違いが「モーター」なのでモーターを備えない車両(クハ サハ)は111形を名乗ります。

117系


製造年:昭和54年~昭和61年
路線:湖西線 琵琶湖線 草津線 山陽本線 赤穂線 

ライバルの私鉄に対抗する為転換クロスで快適な新快速用車両として製造されました。新快速運用からは退きましたが未だに京都駅など大きな駅にも顔を出します。そして製造から間もなく40年になると言うところでWESTEXPRESS 銀河に改造され長距離特急列車になり関西~山陰 山陽間等を走行します。運用路線に入れていないのは様々な路線で運行されることが想定されているためです。

119系
(写真無し)

製造年:昭和57年~昭和58年
路線:えちぜん鉄道全線(MC7000形)

飯田線の古い車両を置き換えるため105系をベースに製造されました。現在はJR線から姿を消しえちぜん鉄道でMC7000形として活躍しています。MC7000形は制御方式の変更や運転台、車内の一部を改造されています。見た目結構変わってる(119系という形式は消滅済み)

121系
(写真無い)

製造年:昭和62年
路線:予讃線 土讃線

民営化直前に国鉄がJR四国への置き土産として製造された車両。製造目的はキハ54と同じ。現在は足回りや客室設備をリニューアルし7200系として活躍しています。

123系
(写真はない)

改造年:昭和61年~昭和63年
路線:宇部線 小野田線 山陽本線

国鉄の荷物輸送廃止によりまだ若い荷物電車がいらない子になりかけていた所一両で走れることに目をつけた国鉄が旅客用に改造し支線等に投入しました。種車はクモニ143 クモユニ147 クモヤ145です。(現存する車両の種車はクモニ143)

201系


製造年:昭和56年~昭和60年(量産車)
路線:大和路線 おおさか東線 万葉まほろば線 和歌山線

省エネ電車として登場し101系や103系を置き換えました。現在は主におおさか東線と大和路線で活躍していますが2023年までに引退することが決まっています。

205系
(右側)

製造年:昭和60年~平成6年
路線:仙石線 宇都宮線 日光線 鶴見線 相模線 浜川崎支線 奈良線 富士急行線

省エネ電車として登場した201系はコストが高かった為コストを削減した205系が製造されました。一部民営化後に製造された車両もあります。

211系


製造年:昭和60年~平成3年
路線:両毛線 信越本線 上越線 吾妻線 篠ノ井線 中央本線 大糸線 飯田線 愛知環状鉄道 関西本線 東海道本線 身延線 御殿場線

113 115系の後継として製造されました。かつては東京等でも見られましたが現在は主に地方で活躍しています。211系の構造等は後に登場する車両に影響を与えています。5000.6000番台など民営化後に製造された車両あり。

213系
(写真ない)

製造年:昭和62年~平成3年
路線:山陽本線 伯備線 宇野線 赤穂線 瀬戸大橋線(本州側のみ) 飯田線

そっくりの211系が大都市近郊の輸送だったのに対し213系は都市間輸送(マリンライナー)用でした。JR東海が製造した5000番台も存在します。こちらは平行する私鉄(近鉄)に対抗するため製造され関西本線に投入されました。後ドアの数が違う(211系は3扉213系は2扉)

413系


改造年:昭和61年~平成7年
路線:北陸本線 七尾線(2021/3/12引退) IRいしかわ鉄道 あいの風とやま鉄道 えちごトキめき鉄道(2021/7/4~)

ラッシュ時の輸送に向かない急行形車両の車体を新造し近郊形へ改造した車両です。台車や座席等は種車の物を流用しています。種車となる車両は1960年代頃の物で(台車等だけだが)JR線内最古の電車(多分)となる昭和37年製の車両がある(一番古いのはあいの風とやま モハ412-7 クモハ413-7で昭和37年7月20日製)。また413系と編成を組むクハ455形は唯一現存する急行形電車です。(413系と同じ扱いなのでここで) ちなみにJR線に限定すると一番古いのはクハ412-8で昭和37年7月24日です。JRからは21年春のダイヤ改正で、あいの風とやま鉄道からは22年までに引退することが決まっている(2021年春のダイヤ改正でJRから引退)

415系(800番台除く)
(写真無い)

製造年:昭和46年~平成3年
路線:鹿児島本線 日豊本線 長崎本線 佐世保線 山陽本線(関門トンネル)

交直両用で50 Hz・60 Hzに対応する車両として製造されました。交直両用版の113 115系と言える。民営化直前から民営化後に製造されたステンレス製の1500番台というのもある。こちらは交直両用版の211系と言える

415系800番台


改造年:平成2年~平成3年
路線:七尾線 IRいしかわ鉄道(2021/3/12引退)

113系初期車に485系の交流機器をくっ付けて交直両用の415系にした車両です。種車である113系の初期車は1960年代製で現存する車両の中でも特に古い車両です。昭和39年(東京五輪の年)製の車両もあり、最も古い車両はモハ414-802(元モハ112-12)で昭和39年7月7日製です。413系と違い車体は新造していないのでこちらが現役最古の国鉄形電車と言われることが多い。(2021年春のダイヤ改正で引退)

713系
(写真無し)

製造年:昭和58年
路線:日豊本線 宮崎空港線

客車列車を電車化するため試作車として2両編成4本の計8両が製造されましたが瀕死の国鉄に新車を作るお金は無く量産されることはありませんでした。現存する国鉄形電車の中で唯一の交流専用電車(多分) 座席は485系の廃車発生品を使用しており、リクライニングも背面テーブルも付いている。

185系


製造年:昭和56年~昭和57年
列車:特急踊り子 湘南ライナー(2021/3/12定期運用終了。臨時列車のみ)

特急にも通勤列車にも使える特急形として117系をベースに製造されました。車内はデッキ付き片開きドアの転換クロスで通勤用にも特急にも向かない車両で、有料新快速とかぼったくりとか言われて普通列車に入ると大混雑でかなり不評だった。現在はリクライニングシートになってしっかり特急形になっている。21年春のダイヤ改正で定期運用から退き、報道によれば22年にも臨時運用からも退き完全引退する。(2021年春のダイヤ改正で定期運用終了)

381系
(写真なし)

製造年:昭和48年~昭和57年
列車:特急やくも

カーブの多い路線に対応する振り子式の特急車両として製造され特急しなのやくろしお、やくもに投入されました。所謂電気釜と呼ばれる顔の車両でかつては多く見られたものの現在は381系と検測用の事業用車443系のみとなっています。(多分) 2022年頃から置き換えられるものと思われます。(JR西日本グループ中期経営2022計画見直し)

485系(ジョイフルトレインのみ現存)
(写真はお座敷列車 華)

製造年:昭和39年~昭和54年
車両:華 リゾートやまどり ジパング

日本全国ホントにどこでも見られた国鉄形特急電車ですが、現在はほぼ原型を留めないジョイフルトレインのみ残っています。一応ジパングの中間車は3000番台を改造したもので新製時からの車体を有しています。とは言え新車のようとまで言われた3000番台なのであまり国鉄感は無いかも。ジパングの中間車2両以外は車体を新造しているため書類上485系と言った感じです(足回りは485系だったりするくらい)いつまで残るか分からないので乗車や記録はお早めに。



キハ40系列 キハ54 キハ183 キハ20 キハ58 キハ32 キハ35(30形) キハ37 キハ38 キハ185 キハ66
103系 105系 113系115系 117系 119系(えち鉄MC7000形)121系(JR四国7200系) 123系 201系 205系 211系 213系 413系 415系 713系 185系 381系 485系の計29形式でした。