バイパス加工用のJNに新しいストレート径を追加しました。

燃料の濃い、薄いは「リッチ」「リーン」ですね。

でも燃料が薄いという表現の単語はTHINみたいです。

 

CRのPS加工を出した頃は狙い所がよく判らなくて

ストレート径を3つ用意していました。

2.765(YY6相当)リッチ

2.775(YY7相当)ミドル

2.795(YY9相当)リーン26φ用

 

年数が経過するにつれて、ストレート径は2.775に

集中するようになりました。

 

2.795は26φ用に設定していましたが、数が出ないのと、

昔からYYと同じ長さに疑問があったので1度しか作りませんでした。

 

2.765はちょっと濃いようで、2.775で渡した後に濃い目

のストレートが欲しいと言われる事が殆どありませんでした。

自分も試しましたがここまでは要らないです。

 

長い間ストレート径を選択出来なかったので選べるようにしました。

今回、追加した寸法は2.785です。

初めての寸法で、2.795(リーン)の代替えになります。

26φ用に1.85Sを作ったので、兼用する必要がなくなりました。

2.775より1/100mm太くして、バイパス加工29φの

750cc~900ccに設定しようと思います。

 

他に、PS加工のSJの番手がバイパス加工よりも濃くなるので

2.775は若干、濃く感じました。

症状は冷間時から約10分くらいが一番アイドリングの調子良くて

完全暖気後は、やや変動して安定しなくなります。

SJ、MJは出来るだけ薄くしているのでストレート径で

調子を見たかったのです。

 

早速、自分の車両に取り付けてみました。

微開のカラ吹かしの音は若干変わりました。

アイドリング自体は渋滞路のみしか走れなかったので

効果はよく分かりませんでしたが、同じような症状は出ませんでした。

まだ完璧に直ってない気がしますが、

開け始めのトルクが細くなってテーパーも1.4→1.7に

緩くなったので加速は悪くなりました。

力強さで言えば2.775と思います。

もう、日中は30℃を超えてきたので

排気量の大きい空冷の調子は当てにならないです。

今回は自分専用のJNでは無いので、

大人しく中低速の調子を見ていきたいと思います。