わら屋根の家が並んでる風景を見るだけで、故郷に戻ってきたように感じる、「楽安邑城民俗村」です。過去と現在が出会う町、順天(スンチョン)の楽安邑城民俗村に皆さんを招待します!
邑城(ウプソン)は、朝鮮時代の計画都市を意味します。現在も人が住んでる民俗村で、98世代・228人が居住してます。2011年3月11日にユネスコ世界文化遺産に搭載されました。
楽安邑城民俗村の入場料は、大人4,000ウォン、学生2,500ウォン、子ども1,500ウォン、団体は3,000ウォン。
楽安邑城民俗村と周辺の案内図です。順天旅行の際に参考にして下さい!
ちょうどこの日は伝統婚礼式が行われてました。婚礼の行列を見てると、まるでタイムスリップをしているような気分になります。
チョッテゥリ(*花嫁が礼装のとき被った冠)をかぶった花嫁さんが、駕籠から降りて式場に向かって歩きます。
昔の女性たちも楽安邑城民俗村で、このようにドキドキしながら花嫁になったでしょうね。
花嫁さんの婚礼服がとても綺麗でした!
実際に結婚式を挙げなくても、伝統婚礼服の試着ができる体験場がありますので、是非ともご利用ください!
多彩な多肉植物を育ててる庭。
わら屋根の塀にはツタが巻き付いてて、鮮明な緑色と美しく調和してます。
近くには麻畑がありました。昔から麻の布を作るために使われて作物だったので、近くには糸より車や麻で造った服の展示空間もあります。
糸より車の使い方!
麻を蒸して、灰汁で洗い、皮をむいて干す。
一糸一糸、歯で引き裂いて糸を作る。
織機に向かって座り、機を織る。
そして、完成されたモシオッ(麻布の服)は蒸し暑い夏には欠かせないもの。
モシオッを作る過程が紹介されてる写真!
庭には糸より車ときぬた打ちの体験場が!
くぬたの叩き音を聞いてるとなぜか懐かしい気持ちになります。
子どもの頃、田舎のお婆さんの笑顔が恋しくなりました。
天然の染料でハンカチを染めてます。
ドラマ『大長今(チャングムの誓い)』の撮影が行われた場所には、記念撮影を取ってる観光客で賑やか。
韓服(チマチョゴリ)姿で写真を撮ってる観光客。
ここは陶芸の体験場。
塀の向こうにはバラも咲いてます。
なんて美しい場所だろうと、ついひとり言を言ってしまいました。
青空の下の並んでるわら屋根と石の塀、そして赤いバラの色が風情を添える景色。
風に乗ったバラの香り。
井戸には洗濯ものが干されてて、
その前できぬた打ちをしている
町のおちびちゃんの姿がとても可愛らしい。
いよいよ、昼ごはんの時間。ミョンウォルグヮンにするかチョンプムグヮンにするか迷いましたが、比較的に空いてるチョンプムグヮンに決定!
楽安邑城民俗村の中では伝統公演が行わてて、キセンから国王の女になった朝鮮のシンデレラ、チャン・ノッスのテーマとする歌と公演に無我夢中になってしまいました。
大人たちが公演を見てる間、子どもたちはブランコ乗りに夢中になってます。
大きい古木から感じられる時代の流れ。
わら屋根と選択紐。
眺めるだけで懐かしくなる和やかな雰囲気。
しょう油や味噌などが保存されてる陶製のかめ。
お母さん、お母さんのお母さん、そのお母さん…。
長い間続いてきた真心が感じられ、心を打たれてしまいました。
限りなく平和な空間です。
山の精気をもらったといわれる、楽安邑城民俗村はいつも情愛に溢れてます。
池に映った景色の美しさ。
城から見下ろした楽安邑城民俗村。
絵画の中にしか存在しない武陵桃源のような風景です。
綺麗な月見草も爛漫に咲き誇ってます。
素朴ながらも渋い感じがする町でしょうね。
どこかに旅立ちたいこの夏。
順天の楽安邑城民俗村はいかがでしょう!
過去と現在が共存するこの町で、
昔と今の韓国の魅力を感じてみませんか。
忙しい日常から離れて、リラックスの時間を過ごしたい方々に
ここ、「楽安邑城民俗村」をお勧めします!