コンサルの現場でどうしても受け付けられない言葉がある。1つは「総論賛成」。もう一つは「違和感」。

この言葉をクライアントやチームメンバーから発せられるたびに嫌悪感すら覚えるのだが、なぜかと考えてみたところ両方の共通点として、当事者意識が欠如していることとの結論に行き着いた。

傍観的であり、評論的であり、無責任なのだ。対案がなく、言い訳なので、誰でも言えるから価値が無いだけならまだしも価値毀損しており、それでいて聞こえはもっともらしいため、一層タチが悪い。

これまでは、屈するのも癪であるため、二の手、三の手の代替案を出して来たが、結局評論したいだけという精神構造であるため、完全納得は難しいと感じている。

最近は専ら、ではどうすればいいと思いますか?対案は?と当事者意識を持ってもらうために、あえて尋ねるようにしている。