ロジックだけではクライアントを説得することはできても、納得させられないコンサルティングの現場。正論すぎるが故の押しつけ感がクライアント側には生じるケースが多い。こうなると双方に不信感が生じ、蓄積し何を言っても総論賛成、各論反対となり、停滞が生じる。

感情の解きほぐしは、誠実になることが一番だと思う。どれだけクライアントのことを支援したいと想っているかを真正面から吐露しつつ、行動で示すことができるか。それが出来ないうちはクライアントを未だ商売相手と捉えているのだろう。そのためには実際に自分で事業を経験する中で学び取ることも必要ではないかと感じる。