落ち着かない状況ではあるが、仕事は着実にこなしている。現在はDDとvaluationのケースにアサイン中。DDの意味合いはこれまでも記したので、今回はvaluationとの関係を少し整理してみる。
DDには大きく2つの意味合いがある。一つはこれまでも触れたリスク(リターン)の検出。これには大きく3つの要素があり、①経営リスク②スタンドアロンリスク③統合リスクがある。①はそもそもの現状の問題②は切り出された際に発生するコスト・リスク③は統合に際して発生するリスク。
もう一つはvaluationへの反映事項。①②③の検出事項も当然反映されるのだが、もう少しテクニカルな面でのことである。これには大きく2つある。①事業計画事項②経営資源事項である。①は将来PL②は実態BSのこと。①は戦略の話であり、アップ・ダウンサイド(売上・コスト・capex)を織り込んだいくつかのシナリオを作ること。②はどの評価手法でも必要な実際のBSをつくること。つまり純資産の毀損状況(棚卸資産の評価損、売掛債権の評価損、固定資産の減損)や切り出す資産を特定し、オープニングBSを作ることである。
これらのPLとBSを繋ぎ合わせてCFを作り、3表の財務モデリングをシナリオ別に策定する。その後valuarionに必要なパラメーターを詰めていく。重要なのはプロジェクション期間(残存価値の設定も含む)、想定類似会社からのレバードβ、DDで発見されたキードライバーの3点。これでようやくValuationとなる。
DDは最終的にValuationに繋がるため、そこを意識してやるためにもValuationについての知見も深めておく事が重要だと思う。
DDには大きく2つの意味合いがある。一つはこれまでも触れたリスク(リターン)の検出。これには大きく3つの要素があり、①経営リスク②スタンドアロンリスク③統合リスクがある。①はそもそもの現状の問題②は切り出された際に発生するコスト・リスク③は統合に際して発生するリスク。
もう一つはvaluationへの反映事項。①②③の検出事項も当然反映されるのだが、もう少しテクニカルな面でのことである。これには大きく2つある。①事業計画事項②経営資源事項である。①は将来PL②は実態BSのこと。①は戦略の話であり、アップ・ダウンサイド(売上・コスト・capex)を織り込んだいくつかのシナリオを作ること。②はどの評価手法でも必要な実際のBSをつくること。つまり純資産の毀損状況(棚卸資産の評価損、売掛債権の評価損、固定資産の減損)や切り出す資産を特定し、オープニングBSを作ることである。
これらのPLとBSを繋ぎ合わせてCFを作り、3表の財務モデリングをシナリオ別に策定する。その後valuarionに必要なパラメーターを詰めていく。重要なのはプロジェクション期間(残存価値の設定も含む)、想定類似会社からのレバードβ、DDで発見されたキードライバーの3点。これでようやくValuationとなる。
DDは最終的にValuationに繋がるため、そこを意識してやるためにもValuationについての知見も深めておく事が重要だと思う。