プロジェクトが佳境に入りコミットメントが深くなってくると、クライアントが自分の会社のように思えてくるようになり、「ウチの今後を考えると・・・」とクライアントを一人称で呼ぶことがままある。
一体感が強くなり、クライアントと協働している感が出てくると飛び出すワード「ウチ」。盛り上がり、苦しさ相まってクライアントとのMTGでこの言葉を発するとクライアントも非常に喜ぶこととなる。
しかし、これは問題だと思っている。あくまで客観視たるのが戦略コンサルだと思う。ITコンサル、業務コンサルであればむしろこの一人称感覚は非常に重要で、奨励したい。だが、クライアントが長年解決できない課題を鳥の目、虫の目で捉える必要のある戦略コンサルはあくまで三人称であるべきだ。一人称になるということは虫の目視点に陥っている証左である。
あくまで、三人称で鳥の目視点を保持し続ける。戦略コンサルはクライアントをクールに客観視し続けることを矜持としなければならない。
一体感が強くなり、クライアントと協働している感が出てくると飛び出すワード「ウチ」。盛り上がり、苦しさ相まってクライアントとのMTGでこの言葉を発するとクライアントも非常に喜ぶこととなる。
しかし、これは問題だと思っている。あくまで客観視たるのが戦略コンサルだと思う。ITコンサル、業務コンサルであればむしろこの一人称感覚は非常に重要で、奨励したい。だが、クライアントが長年解決できない課題を鳥の目、虫の目で捉える必要のある戦略コンサルはあくまで三人称であるべきだ。一人称になるということは虫の目視点に陥っている証左である。
あくまで、三人称で鳥の目視点を保持し続ける。戦略コンサルはクライアントをクールに客観視し続けることを矜持としなければならない。