数字と行動を繋げる

分析で表れた数字を見て、「増加した、減少した。だから今後は～だ」は全く分析になっていない。俗に言う数字を読みに行くいうヤツだ。

ここで大切なのは、なぜ、そのような数字の変化が起こっているのかを考える事だ。これがいわゆるインサイトである。

そのためには数字の変化、状況を起こした原因＝行動を考えなければならない。例えば、販売価格の履歴分析を行っている時に担当者によって、売値価格が異なっていた場合、「販売価格は担当者に委ねられている」とするのではなく、「販売価格はルール化されておらず、利益変動要因となっている」といった風にインサイトを導かねばならない。

これは頭の良さではない。どれだけ現場を見ているかで引き出す事が可能になるのだ。

現場では常に改善できないかを考えて診る必要がある。