事業シナリオごとのバリュエーションプロジェクトの最終報告会が終了した。事業再生の可能性については、十分理解いただけた。
あとは、クライアントがやるかやらないか。リスクは明らかにしたので、どうヘッジして立て直すか、もしくは撤退するかは彼ら次第。こればかりは我々はどうにもできない。
そう考えると最後の意思決定はホントに峻烈だなと思う。やはり経営者は大変な仕事だ。
最終報告の10ケースのバリュエーションのエクセルの山を見て、クライアントから一言頂戴した。
「ここまでやってもらえて、このクオリティであれば、是非相談したいことがあるのだが・・・」
「他のコンサル会社に一度フィジビリティスタディをやってもらったのだが、未だ意思決定できないでいる。貴社でゼロベースで検証してもらえないだろうか。時間は少ないが、ここまでやってもらえたのだから最大限評価させてもらってお願いしたい」
突然の別案件の依頼だった。お礼を言う前にもう次の仕事を依頼された。初めての経験だったが、バリュー出せたと腹の底から感じた。
しかし、別ケースのアサインが既に決まっており、別の人間が担当することに・・・。
ちょっと残念だが、仕方ない。
こういう仕事を継続させていきたい。成功からの初めての学びかも。
しかし、明日からいきなりデューデリがスタートする。頭切り替えなければ。今度はPMロールを任されている。ほっとする間もなく大量のインプット。
でも、DDのタイトスケジュールが、緊張感が好きだ。周りからドMだといわれるのはこのことか・・・?