M&Aのプロジェクトがスタートした。
メインの仕事はプロジェクトマネジメントと成長戦略の立案だ。
しかし、早速頭を傾げざるを得ない仕事が振ってきた。
何でも、株式上場にかかわる法的、証券手続、税務的スケジュールを調査してくれというのものだ。
これって司法書士、証券会社、税理士の仕事じゃん!
われわれの仕事は知識を提供することにバリューがあるのではなく、深い洞察に基づいた知恵を提供することにバリューがあるはず。
なのにクライアントから依頼されたとは言え、こんな仕事を引き受けてくるとはどういうこと?
われわれが出すべきバリューの範囲を捉え違えているマネージャーの仕事ぶりに唖然としてしまった。
これでは単なる知識作業のアウトソーサー。
コンサルの仕事理解してる?って思わず反駁してしまうプロジェクトスタートである。