オバマ大統領の訪日は
日本人の信頼を勝ち得たといえる。
こんな素人でも、TPPと日米安保を引き換えに
交渉するのだろうと思っていた。
もしそうなったら、日本のみならず
世界的にアメリカの信頼は失墜に近いものになっただろう。

安保は大前提のTPPだから
安保で信頼を失墜させていたら、TPPにとどまらず
今後の日本の舵取りに大きく影響がでただろう。

アメリカは決して弱腰なのではない、

財政の問題がセッパクしていることから
基本的には外交戦略を繰り広げることを
最大限しているとといえるだろう。

さらに、石油産油国となったアメリカは
かつてほど強力なリーダーに
居とどまる必要がなくなってきた。

ベトナムや湾岸戦争の経験から
いままでの軍事外交からも
柔軟な平和外交に転換しているのである。と思う。

とにかくぎりぎりまで外交交渉をすることを努めている。

とは言え、オバマ大統領が明確にした尖閣対応は
今初めて言われることではなく、
今まで米政府高官の方々も言われてきたことではあるが、
その重みはやはり違う。
中国は反発しているが、
これだけ日米安保を強いものにさせたのは
中国である。

冷戦が終わり、安保の存在意義が薄れてきていた中。
湾岸戦争になり、
冷戦が終わったら世界はさらに流動的になり、
挙句に経済力を強めた中国の海洋進出。
韓国の竹島にとどまらない領土拡張。

アメリカと中国がもし日本より強い
軍事にしろなんにしろ同盟が築けたら在日アメリカ軍基地は
あるはずがない。

在日アメリカ軍基地は日本はもとより
韓国・台湾をも守備範囲になるが
韓国が中国と同盟を組めば韓国は守備範囲ではなくなる。
台湾ももし中国化したらその必要もなくなる。
さらにアメリカと中国が同盟関係になれば
最早、日本に駐留はしないだろう。

東南アジアはグアム基地で十分カバーできる。

そんな風に考えていたら、
TPPが決着しないなか、安保を優先させたことに重要な意味がある。
と思った。