鰻家 大阪 西中島南方 | 馬渕博臣

馬渕博臣

ワイン ソムリエ 長野県 馬渕博臣 シニアソムリエ ホテル 観光  


鰻マニア念願の鰻家さんへ。場所は西中島南方駅より徒歩7〜8分の場所にあります。撮影 投稿禁止お控えください  のため入口のみ撮影

開店11:00の10分前に到着するも10名ほどの人だかり。お〜これぐらいなら、あまり待たなくても並ばなくても…の思いも

で一気に血の気が引きました。13:00までは満席…14:00しか空きがないではないか…と思った瞬間、11:00に1人枠が空いてるのを発見‼︎こういうのって涙が出るくらいうれしいね。とお店の方が1名様ですねラッキーですね…と繁盛行列店あるあるな仏頂面な対応は一切なく、おもてなし感に感動‼︎

ようやく11:00になり入店…迷わずランチのうな重特上を注文。鰻ざく、八幡巻き、鰻巻き、鰻重(1匹分)、肝吸いのセット。午後からアポイントがあるために、日本酒の大誘惑を断ち切って…お茶でガマン。

すぐに鰻ざくが提供。胡瓜は丸のままの薄切りでたっぷりはいっており、酸味控えめで鰻が3切れ。が…うまい、胡瓜と鰻だけのシンプルな一品だけど…濃厚な=鰻の佃煮を連想させる濃いめな鰻と水々しい胡瓜と見事なマッチング。ながら…目の前で卵をカチャカチャかき混ぜる音がして、鰻巻きへの期待が否が応にも高まる。

10分ぐらいして、あっつあつの鰻巻きが2切れに八幡巻きが2つ。鰻巻きは鰻をみじん切りのように細かく切られて、玉子焼きと一体感が素晴らしく…八幡巻きは牛蒡の香りとパリパリ感が強調された鰻焼きが、またまた見事なマッチング

そうこうしてるうちに….またまた目の前でご飯ジャーをあけてご飯をかき混ぜる作業…かき混ぜるごとに白い湯気がたちあがり期待度マックス

いよいよ鰻重の登場‼︎さすがっ‼︎まずは鰻重から出され、漬物(胡瓜の酢漬けのような)…そしてあっつあつの肝吸い→名店でも ぬるい肝吸いはまぁまぁあるので、さすがっのあつあつ肝吸い

お重にびっしり敷き詰められた丸ごと1匹分の鰻。焼きに一仕事してるのか…タレの濃厚さというより、何か鰻佃煮を思わせるような…濃厚かつタレがじんわり味わえる、今までに食べたことのない“食感”。蒲焼きには山椒風味が効かせてあるらしく、最初は山椒なしで食べてください….のご主人の指示。ご飯は…おそらく計算されて炊かれたであろう=ふっくら&水分感がほとんど感じられない状態でタレ鰻と一体感抜群。ご飯にはタレがかけてなく、鰻だけのタレがご飯に“自然に”染みてるだけ…

尾の部分から順に食べ…10分ほどで完食。鰻とご飯のベストペアリングなうな重で…今までで一番うまい鰻重になるかな

今度は夕方ぐらいに来て…白焼きを食べよう〜と強く誓ったのでした。

☆☆☆☆☆満点な鰻家さんでした。