…先日、残業していると、上司から「やっぱり、うちはリコーの複合機も要るね!」と声がかかった。
社内の複合機担当を自主的に降りてから、約ひとつき。
久しぶりにずっと喉の置くに刺さった魚の小骨が取れたかのような、すっきりした気持ちになった。
(⇒詳細は、http://ameblo.jp/jnamiki/entry-10502370515.html をご覧下さい)
だいたい、4月から例の○○カミ○○タ機を二ヶ月間弱、試使用していたが、やっぱり安心して使えて
なかったんです。少ない台数をフル活動して使い倒す、うちの会社のハードルが高いのかもしれないが
それにしても、基本的なところで○○カミ○○タ機の複合機は、酷いと思う。前回のリース満了に伴う
複合機入れ替えタイミングでも揉めたんですが、その4年前に試使用してた時は、静電気が発生して
紙づまりが毎日3回は発生していたトラブルが大きかったが、結局、品質はずっと低いままみたい。
…以下の点は、実際に体感したものと、他の社員からの口コミで集めた状況です。
<○○カミ○○タ機を使用して発生したトラブル>
×妙に発熱する。
しばらく、ネットワークプリントデータを印刷していると、付近に座っている社員から
「あのう… なんだか暑いんですけど~」とクレームがくる。確かに、コピー機の周辺
が妙に暖かくなるみたい。
×インクが漏れたような変なニオイがする。
暖かさが広がるとともに、町工場のインクがこぼれたような変なニオイが充満する。
とある社員からは、「新聞社の工場見学に行った時のニオイみたい」と評価してた。
どっちにしろ、体にはよさそうにない。
座席の近い社員から、丸一日そばにして、気分が悪いとクレームがあった。
×両面印刷にホッチキス止めすると、真ん中あたりのページが折れたり切れたりする。
枚数:20枚ほどのA4サイズの資料を50部印刷したら、ページの真ん中あたりが、
なぜか折れてたり、切れてたりした。 しかも、全部同じならばまだ納得できるが、
折れているのもあり、切れているのもあり、問題がないのもあり、で印刷後に人間
が目でチェックしないといけない。
おまけに一枚だけ、ずれてホッチキス止めされているのも、いくつか見つかった。
とても、機械仕事とは思えない。
また、従来のリコー機よりも印刷スピードが遅いため、普段なら数十分で終わる
ところ、ちゃんとコピーできてないのをチェックする時間も含め、一時間も二時間
もくだらないコピー作業に時間と労力、そして精神力を取られた。
×保守を呼んでも、すぐに治らない
これらのトラブル対応に、試使用期間とはいえ、正規のメンテナンス担当者を
呼び、対応してもらうのだが、3時間も4時間もたっても治らない。 …いや、
治せないといったところか。 もちろん、メンテが対応しているその間は、
複合機は分解されているので、使えない。
営業さんや技術担当者がお客様に資料を持っていきたくとも、急に複合機が
使えなくなっているのだ。仕事にならんやろーって、皆、怒っていた。
当たり前だよね。
以上のような状態なのだが、結局、営業上の政治的な理由で、うちの会社は○○カミ○○タ機を一台
本日、正式契約した。…こんな複合機に大金だして買うなんて、馬鹿げていると思うが「お客様は神様」
だと言い張る上層部の意向を反映して、一台、導入するのだ。
そりゃ、もちろん「お客様の商品」が問題なければ、導入するのに反対はしない。
だけど、こんなコピー複合機を社員に使わせて、スムーズにコピーができない辛さを味わせていいのだ
ろうか?すでに複合機の担当は自主的に降りたので、この件に関しての発言権はもうワタシにはないが、
これだけは言いたい。
お客様第一主義もいいが、従業員満足度も同様に重要視してほしいな。社員あっての部長じゃないの?
昨日、正式に導入するにも、導入作業と称して、○○カミ○○タ機の技術者、営業、そしてあの問題の
代理店営業がやってきて、13時~19時すぎまでごちゃごちゃと複合機をイジっていた。
結局、最初にもってきた機種は諦めて、違う機種を持ってきたようだが… 散々、試使用してた機種を
取り替えるなんて? …ナンダロウね? ^^;
導入作業は、予定では、「小一時間、使用できません」とのことだったが、結局、21:00くらいまで残業し
てたけど、その時間でも○○カミ○○タ機を誰も使っていなかった。
こんなスタートで、向こう数年間のリース期間中、この複合機を使うのだと思うと、心底げんなり…。
ただ、あの姑息で狡賢い代理店の営業のせいで、○○カミ○○タ機を二台導入されるところを、せめて
もの正しい方向転換で一台で済むことになったのだ。 少しはマシになったと思わなきゃね。
もう一台は、日本が誇る業界ナンバーワンの省エネ、一番人気のリコー機を導入してくれることになった。
そしてちょっとした運用対策として、設置場所を、○○カミ○○タ機は奥の方に変え、リコー機はメインの
場所に据える。社員には、手前のリコー機をなるべく使ってもらって、不必要なトラブルを起こさないよう
にするためだ。
ワタシが担当していた当初は、本来ならば、2010年2月末にはリコー機を二台入れ替えして、契約も済ま
せ、新機種の操作説明会も3月上旬にやって浸透させ、どこにも誰にも迷惑かけないように入れ替え作業
を終わらせる予定だったのに。…人生って、ほんとうに予定通りにはいかないもんですわね。 まあ、今回
もいい勉強になりました。
今、どこかで会社のコピー複合機を検討されている方がおられたら、ぜひ、リコー機をお勧めします。
これだけ苦労したんだもん。この生きたユーザ事例、生の声、貴重なノウハウ(情報)を、せめて世のため、
人のため、どこかの企業様のために使って頂きたいと思います。
(なみき)