何年かぶりに、文藝春秋を買った。

新聞広告の記事紹介に惹かれてだ。


週刊誌は見出しを見るだけで買うことは無い。文春、新潮はそれぞれが刺激的な見出しを競っている。  本屋でちらっと立ち読みで終わる。


文藝春秋はそうはいかない。とにかく、分量が半端なく多い。字が小さいし、活字も薄いので立ち読みには向かない。


 

横田めぐみさんの記事で何か新しいことが出ているのかと期待して読んだ。

僕が想像していることは書かれて無かったが、並びに出ていた金正恩の母についての記事が興味を惹いた。

在日コリアンで大阪生まれ。彼の国では、在日は差別されていて、朝鮮生まれの人の下に置かれるのが普通らしい。

母親の詳しいことは、北朝鮮では知らされていないらしい。だから、家族のこともほとんど公表されていない。

日本人の料理人が一緒に居て、日本料理を好んで食べていたらしい。

金正恩についてのバックボーンを垣間見たような気がした。

母親は若くして亡くなっている。 このことも気になる。


他にもいろいろな面白い記事が満載だ。

会津藩生まれの芝五郎の話し。薩長を中心にした明治維新の中で苦労して陸軍大将にまでになった話しは心をうった。知らなかった話し。


菊池寛の話しもいい。


元読売新聞記者の清武英利の話しは具体的で面白い。忖度がどこの社会でもありその中で自分を失わずに生きることの難しさに共感した。


オッペンハイマーを観て来た  の東浩紀は日本では放映されない名作について教えてもらった。


まだまだ知らない情報が他にもあるに違いない。


ある意味情報操作されていることを 文藝春秋を読んで思った。