「卵は一日一個まで」「インフルエンザの予防はうがいをする」「運動するときは水を飲まない」など、昔の常識は間違いであるという研究結果が続々と発表されています。

 

こんなことは当たり前のことであり、科学とは新たな研究によって常識が非常識になっていくことも多々あるのです。

 

筆跡鑑定は科学の分野です。ですから、数十年前の判例などあてになるはずがありません。そもそも今の時代に、昭和時代の陳腐化された判例を持ち出したところで何の意味があるのでしょうか。

 

私は断言します。「伝統的筆跡鑑定法」は偽造筆跡には無力です。

 

もちろん、数値解析法も同様、伝統的筆跡鑑定法をベースにしていることから偽造筆跡には無力なのは言うまでもありません。私が取り扱った経験からいえば、伝統的筆跡鑑定法よりも酷い鑑定法です。つまり、類似鑑定法では到底筆者識別など出来やしないのです。

 

よく考えてください。巧妙に他人の筆跡を真似して書ける人物が実在しているのですから、類似,非類似の鑑定法で筆者識別がどうしてできるのでしょうか?

 

裁判所では、この類似鑑定法の鑑定結果を考慮し判決を出している事実があります。また、当鑑定法を採用している数多くの鑑定人を指名しているという実態もあります。

 

私からすると、時代錯誤も甚だしいという以外言葉は見つかりません。こんなバカバカしい鑑定手法を裁判所が認めていること自体あり得ないと思うばかりです。なぜ、理屈の通らない鑑定法を採用している鑑定所を裁判所が指名するのでしょう?絶対に、この鑑定法で筆者識別は出来ないことは、私の鑑定人の生命をかけてでも言い切れると断言します。

 

もし、私の言うことが信用できなければ、私の書いた模倣筆跡が彼らの手法で暴けるのかそうでないのかをこの鑑定法を採用している鑑定所に依頼してみればすぐにわかることです。

 

このように、科学の分野は検証が可能なのです。皆様の記憶に新しいスタップ細胞の存在は検証することによって真実が解明されました。しかしながら、これを個人運営している私共のような民間業者が検証するとなると費用が掛かりすぎて検証ができないのが実態です。私の書いた模倣筆跡を様々な鑑定所に鑑定してもらい,正しく筆者識別ができるかどうか検証するのです。依頼する鑑定料は数十万円ほどかかるため,個人負担となればかなり難しいのが現状です。しかるべき公の機関の助成金制度があれば容易く検証できるのですが、そのような制度はなく実行に移せないのが歯がゆくて仕方ありません。しかも,各鑑定所の正答率を公表したとしても,それが公に認められるかという課題が残ります。

 

もし、この鑑定法で筆者識別ができるという結果となれば、私は即時、鑑定人を辞する覚悟があります。鑑定人の仕事とは、それだけの重責を担っていると考えているからです。

 

いつまでも、筆跡鑑定の信ぴょう性があるとかないだのと御託をならべても仕方がなく、検証結果そのものが筆跡鑑定の信ぴょう性を語ってくれるのです。

 

「偽造した者勝ち」といわれる日はもうすぐそこまで来ているのです。なんとかしなければなりません。

嘘八百を並べる鑑定所

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ここまでくると,依頼人を騙していると言わざるを得ません。

よくも,ホームページに嘘八百が書けるものだと。こんなインチキ鑑定所を裁判所が鑑定人リストに載せ指名している現実があります。こんなバカバカしい実態を見逃すわけにはいきません。以下がその記述です。

 

①「用意周到に準備された,偽筆(敷き写し,真似字,でたらめ時)など,ヒトの筆跡をマネたり,偽造したりした文字も容易に判別してしまいます。」

本当にアホなのでしょうか。私の書いた模倣筆跡が真筆と判断される数値解析法により,容易に偽造筆跡を判別できるような事実は全くなく虚偽記載であることは明らかです。

 

②「現在 裁判用資料として用いられる筆跡鑑定は数値解析だけです。」

そんな事実は断じてありません。

 

③「先に提出された鑑定書の資料がコピー物である場合原本を手に入れ再鑑定を仕掛けられれば十二分に勝算の可能性があると考

 えられます。」

原本で十二分の勝算が得られる???筆跡鑑定を冒涜する記述です。

 

これが警察OBの組織の鑑定所のホームページに記載されている根も葉もない嘘の記述です。元警察の職員がこんなデタラメを書いているのです。このような記述に騙されて依頼される方も大勢いることでしょう。

 

人の痛みのわからない,どうしようもない鑑定所であることは間違いありません。

 

 

「鑑定事前検査」「事前鑑定」「事前調査」[方向性]は無料であるとか,低価格を前面に押し出し集客を狙う鑑定所があるようだ。そもそも,名称からもわかるように,最終的な鑑定結果ではないことに間違いない。また,名称も鑑定所でそれぞれ異なり,定義や基準など何も存在しない。結果によって鑑定書の作成を決めるのであれば,きちんとした鑑定結果に基づいたものでなければ,(結果が変わる可能性もあるので)怖くて依頼などできやしない。

 

中には,この方向性という代物が鑑定書に書く鑑定結果と95%で同じであると謳っている鑑定所もあるがなんとも疑わしい内容である。なぜなら,非常に簡易的な「スーパーインポーズ」という画像を重ね合わせる手法を使い,文字形状がどれだけ類似しているかを主観によって判断し,それを事前検査といっているからだ。

 

この方法は,主に印影鑑定に用いられる類似性を観察する手法であるから,文字形状を瓜二つに書かれている模倣筆跡や韜晦筆跡が多い筆跡鑑定の実情から考えると全く使い物にならないといっていい。この手法で鑑定書の結果と95%同じであるというならば,本鑑定の鑑定結果が如何にあてにならないものかは容易に想像がつく。詳細は当ブログ「スーパーインポーズで何見るの」を参照願いたい。

 

話を元に戻すが,事前鑑定や方向性などは,私がやれば2分~5分もあれば容易に出すことができる。しかも鑑定結果ではなく事前鑑定であるから,鑑定結果を間違えていても『方向性であって鑑定結果ではありませんから』という一言で片付けられる何の責任もない非常にオイシイ依頼なのである。

 

当研究所では,資料を確認した際に筆跡鑑定のコンサルティングから始めている。この際に方向性などのおおよその見通しは場合によってはご依頼人に告げることもある。もちろん料金を徴収しようなどとはこれっぽっちも思わない。なぜなら,鑑定結果が変わる可能性があり,方向性ですからと言い訳できる「鑑定事前検査」「事前鑑定」「事前調査」[方向性]などでお金をいただく道理がないからである。

 

 
したがって,鑑定人にとって何の責任もない「鑑定事前検査」「事前鑑定」「事前調査」[方向性]は,意味など全く無いと考えている。
 
それでも,あなたはそれに大切なお金を支払うのでしょうか。