この日の室蘭からの旅の始まり、地球岬は霧で何も見えない。

 

 

 

真っ白。

 

 

トイレの壁。

 

 

金屏風。地球岬の状況から期待しないで訪れたのだが、見られてびっくり。

 

赤褐色を帯びた断崖に太陽が映えるとき、金屏風を立て連ねたように見えることからの名称。

 

金色に輝く姿が想像できる。

 

金屏風の反対側にも崖。下には岩にくだける白い波。地球岬からの眺望を想像する。

 

そばにあるのがピリカノカの一つであるトッカリショ浜。

アイヌ語で「美しい・形」を意味し、有名な景勝地群を総称するピリカノカ。

絵鞆半島外海岸として国から指定された場所の一つが「アザラシ・岩」という意味のトッカリショ。

地球岬とイタンキ浜の間に位置していて奇岩が連続する景色らしい。

 

崖の上にはヨモギ、チシマザサなどの海岸草原やカシワやミズナラなどの広葉樹が茂る。

 

母恋駅に立ち寄ったが、ここではホッキ貝のお弁当は手に入らず、本舗へ。

 

風呂敷に包まれている。

 

ホッキ貝で炊き込んだご飯のおにぎり2個と燻製の卵とチーズとおつまみわかめが1セット。

 

室蘭民話「チケウの海の親子星」では飢えに苦しむ村人のためにチケウの海(地球岬)に食べ物を探しにきたコタンの長老夫婦が神様の宝物、金屏風を盗みに来たと勘違いされて殺された。両親を探しに来た娘の話を聞いて間違いだとわかった神様は村人にたくさんのホッキ貝を与えた。アイヌの村人たちは娘が何日もかかって両親を探し歩いたあたりを「母恋」と呼ぶようになった。

 

燻製を作るときに縛ったひもの跡がついていて、手作り感があふれる。

 

ホッキ貝のおにぎりは貝のうまみがご飯にしみていて、ホッキ貝そのものも柔らかくてうまみが凝縮している。

卵もチーズもいい香りとまったりした味わいがいい。

 

 

白鳥大橋を渡る。

 

白鳥が羽を大きくひろげたようなきれいな橋。

 

 

昭和新山。

 

これから目指すはせたな町。

 

花石道路を抜けるとトンネルが連続する。

 

 

海沿いの道は奇岩が連立する。

 

 

 

メインの目的地、太田山神社。

 

 

先ずはここでお参り。

 

ロープが渡された階段が鳥居の足もとから始まる。

 

150段はある階段。鳥居は遥か下。

 

ずっとロープが張られているので道に迷うことはないが、どこに足を置けばいいか考えながらのぼる。濡れた石、土、木の葉は滑りそうだったり、転がりそうだったり。

 

途中にある鳥居と祠。まだ3分の1ぐらい。

 

このようなところを登って行く。

 

鎖場の前にある、横たわった梯子。

 

梯子を渡って鎖場を前に一呼吸する。

 

登ってきてよかったと思える絶景。

 

天気がよければロシアの領土が見えたのかも。

 

鎖場の途中からの絶景。

 

本殿の側面。

 

本殿にお参り。

 

洞窟の中。

 

本殿の脇の石。

 

 

 

 

洞窟内からの景色。


 

前向きではここまでしか進めない。下りる時はもちろん後ろ向き。

 

 

過去に鳥取県の三徳山三佛寺投入堂も参拝し、断崖絶壁にある行きにくい霊場2つ目も参れて感無量。達成感半端ない。

 

 

この後、ニセコまで足を延ばす。

 

ニセコグランドH.の夕食。

 

 

黒い器の中は銅板焼き、ホタテ貝の香草バター焼き。

 

彩り箱。

壱の重(中段左から):焼霜鰆&山海寄せ、いか刺松前、めかぶと三種のねばっと野菜、冷やし胡麻豆腐じゅんさい添え。

弐の重(手前段左から):鰤、ウニ、まぐろ赤身、牡丹海老、あしらい。

参の重(奥の段左から):夏の炊き合わせ、銀鱈西京味噌焼き、にしん昆布巻き&蕗の薹味噌&長芋の桜漬け。

 

この他にブッフェコーナーがあり、選り好みできる。

 

左奥から:鮭と夏野菜のグラタン、合鴨とフルーツのサラダ、、燻製ポテトとホッキサラダ

手前左から:具だくさんアクアパッツァ、ミモザ風サラダ、スパイシーローストチキン、ミックスレ

        タス

      

抹茶&チョコレートのケーキと桃のゼリー、蕎麦。

 

ゼリー、ババロア、羊羹、フルーツチャンク。

 

たらふくお腹に収め、本日の消費運動カロリーを補充。

 

翌朝のブッフェ:

卵焼き、かぼちゃコロッケ、梅干し、チキンサラダ、豆腐&イカの塩辛、マカロニサラダ、ポテトサラダ、お粥&岩ノリ、もずくの味噌汁