長野県の高校生がキラ星のごとく現れ、4区5区で素晴らしい走りを見せた。

 

1区は長崎県の川原選手が区間記録を更新。ラストは後ろを気にしながら振り切った。

 

2区は中学生区間。4トップが競り合い、ラストスパートで長崎県、兵庫県、埼玉県が接戦となって中継所になだれこんだ。

 

3区は箱根駅伝のメンバーが勢ぞろい。埼玉県、兵庫県、長崎県がトップ3を形成。最後の坂の上りでペースを落とさない埼玉県の久保田選手が1位で通過。長崎県の林田洋輔選手に9位発進の大阪府の葛西選手が並走し、逆転して葛西選手が2位を奪った。

長野県、京都府、岐阜県が4位グループを形成して前を追ったが、長崎県の伊藤選手が抜きん出て4位。

後続では箱根駅伝で2区を走った岡山県の黒田朝日選手が3人抜きの5位。千葉県の篠原選手が16位から6位へ、広島県の中野選手が23位から13位へ、群馬県の塩尻選手が32位から17位へチームを引き上げた。

 

4区は長野県の永原選手が走りのスピードが違った。ここで長野県は首位に。

兵庫県の福冨選手は2つあげて5位に。岡山県は兄の黒田選手から過去最高順位の3位で弟の黒田然選手にたすきが渡された。福島県の増子選手が4つ順位を上げて10位で通過。

 

5区は長野県が勢いをキープして山口俊平選手が区間新の走りで1位を死守。千葉県が兵庫県の堀野選手にすぐ追いつき、2人で大阪の松田選手に追いついて4位グループを形成。その中から千葉県の鈴木琉胤選手が4人抜きの2位へ。

京都府の岡田選手に追いつかれた福岡県の山口翔輝選手が爆走して、東京都の飯國選手を巻き込み、長崎県の山口俊平選手を加えて7位グループを形成。山口翔輝選手が4人抜きの5位へ。岡田選手も4人抜きの7位へ。

 

6区は中学生区間。兵庫県と茨城県が2人かわして4位と10位へ。

 

7区アンカーは長野県の鈴木芽吹選手が好調で、区間新で大会記録を更新してゴール。

2位発進の千葉の伊豫田選手に、38秒差の5位で発進の埼玉県の荻久保選手が追いつき、

10k付近から並走していたが、ラストは荻久保選手がかわした。

京都府の清水颯大選手が兵庫県の村本選手に追いつき、さらに前を行く岡山県の風岡選手を加えて4位グループを形成。そのまま京都府、兵庫県、岡山県の順でフィニッシュ。

福島県の山口智規選手は3つ順位を上げて13位でレースを終えた。