日比谷図書文化館。

前期は1月29日までだった。

 

大正ロマンを代表する竹久夢二の作品を紹介する企画展。

夢二の作品を収集してきた「出版屋」、龍星閣から生まれた夢二ブームの原点が展示されている。

 

セノオ楽譜No.180「歌劇マダム・バターフライ晴れた日の」。

 

 

港屋絵草紙店(みなとや版)。

 

「揺籃(ヨウラン)」。最初期の肉筆作品で、創作活動の原点にあたる資料。

 

岡田八千代宛書簡。

 

 

 

 

 

「夢二画集、春の巻」 コマ絵、詩、散文などが掲載されたもので、夢二の絵の成り立ちや姿勢が記されている。

 

彦乃に寄せて作った恋歌集。送った翌年、彦乃は23歳の若さで亡くなってしまった。

 

セノオ楽譜No.12「お江戸日本橋」。、

 

夢二作品を扱った港屋絵草紙店の第一回展覧会の目録。

 

開店当初の港屋絵草紙店と他万喜。

 

 

自画像。

 

 

宝船(柳や版)。

 

柳家でくつろぐ吉野、「出帆」挿絵(原画)。

 

抒情画展覧会。「出帆」挿絵(原画)。

 

舞姫。

 

盆燈籠。

 

秋。

 

たびの女。

 

亀井戸。

 

セノオ楽譜No.292、「世の態」(原画)。

 

お正月「小学少女」表紙(原画)。

 

蛙之図、「童謡小第16集」表紙(原画)。

 

セノオ楽譜No.385、「チョング」(原画)。

 

セノオ楽譜No.259、「ロリタ」(原画)。

 

セノオ楽譜No.337、「雲雀」(原画)。

 

港屋包装紙。洒脱なレタリングと豊富なモチーフが特徴的。

宣教師や洋上に浮かぶガレオン船は夢二の異国への憧れを反映している。

 

港屋開店挨拶状。

 

 

「桜さく島 春のかはたれ」。

 

セノオ楽譜No.44、「蘭燈」

 

 

夢二の装幀本。

夢二の趣向がふんだんに盛り込まれた書籍は手に取る人々を大いに楽しませた。

 

 

夢二のレタリング。

レタリングとは文字を描いて表現することで、文字のデザインにもこだわりを見せた夢二は、明朝体が好みだったようでそれをベースにデザインする傾向が強かった。