今回331Dについて語らうと思いましたがその前に
Aireedを含め泉州尺八の特徴の唄口について。
他の製管師の作品や従来管に比べ傾斜がキツいであります!
息当たりに比べ顎あたりの方が低いということですね。
多分その所為かと思うのですが音が出しつらい。
従来管で音出しする場合、唇を手前に引き込むのですが、
試行錯誤の末、それをやめ、唇を緩めニュートラルに
近いアンブシュアにしたらやっとバリバリ鳴り出しました。
M社長の誰でも無理なく簡単に音出しが出来る
というコンセプトはこういうことだったのでしょう。
とはいったもののドップリ昭和な私は違和感が(汗)
以前は泉州さんも色々な唄口形状の作品を
リリースしてたと思ったのですが。
人それぞれ骨格も違うので
選択肢があるとやはり嬉しいのですが、
一流の製管師ならではの考えがあっての事でしょう。
本日はここまで。
ありがとうございました。