東銀座の歌舞伎座近くにある「KOMEDA is □」はコメダの新業態、というか実験業態である。
「コメダイズ」と読む。「□」は読まない。コメダ+大豆、という意味だ。
今回は昨年に続き2回目の訪問である。
この店の特徴は・・・、
①食事メニューが植物由来の食材で作られている
② 内装はグリーン基調(でも形はコメダ風)
③アルコールも提供
といったところ。ついでに言うと、DX化が進んでおり、コメダには珍しくタッチパネルが導入されている。
公式インスタグラムもある。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20220808/23/jmyon/f7/74/j/o1080081015157991265.jpg?caw=800)
ここだけの食事メニュー
KOMEDA is □のコンセプトの最重要ポイントは植物由来の食材を使っていること。具体的には・・・、
- バーガーのパテやサンドウィッチのハムには肉ではなく、大豆ミートを使う
- アイスコーヒーのシロップや、シロノワールのソフトクリームには牛乳ではなくアーモンドミルクを使う
- トーストにはバターを塗らず豆乳クリームチーズを塗る
など、など。
食事の主力メニューは大豆ミートベースの「べっぴんバーガー」。「アボ照り」「misoチーズ」「curryマヨ」「タルタルwasabi」の4種類がある。お値段はすべて1280円。
比較的近くにあるダイワロイネットホテル東京京橋店の「みそカツパン」1000円と比べると30%近く高い高級品だ。
コメダブレンドも650円と、京橋店の600円より高い。
東銀座という家賃の高い場所のプレミアムが乗っている上に、高価な大豆ミートを使用しているため、、お値段的には決して安くない。
今回は奮発して、べっぴんバーガーmisoチーズ!を注文してみた。相変わらずのコメダサイズ!!である。
上から見ると、サイズ感が分かりやすい。バンズの膨らみ具合が怖いほどだ。
今回は特別にバーガーの内側も大公開。たっぷり塗られたみそが食欲をそそる!
味も想像の遥か上をいく絶品!!バンズ、みそ味、大豆ミート、チーズ、トマトが絶妙にからみ合う。大豆ミートの食感は、肉ほどの繊維質を感じず、柔らかくて噛みやすい。
それでも、コメダのバーガーはサイズが規格外だ。私のデカい口でめいいっぱいに頬張っても、この程度しか欠けない。
ドリンクはアイスアーモンドミルクコーヒーを注文。なぜか、Amazonのアプリに似ている。
アーモンドミルクは、一言で言うとサッパリ系。私的には牛乳よりも好きだ。テンサイ糖シロップがついてきたが、テンサイ糖が何だかわからずじまい。普通のシロップよりもあっさりしていて、飲んだ後に口の中に甘みが残らない。
そして、完食。
お皿がKOMEDA is □専用なのが分かった。1店舗しかないのに随分と気合が入っている。
グリーンでクリーンな内装
内装は、椅子の座面や背もたれの部分がグリーン(普通のコメダは小豆色)、テーブルがやや明るめの木目調。いすやテーブルの形は普通のコメダのものと全く同じなので、色だけが違うと考えてもらえばよい。
2人席
カウンター席
アルコール提供
普通のコメダはアルコールを提供していないが、KOMEDA is □ではアルコール飲料を提供している。
今回は飲んでいないが、メニューには、ビール、ハイボール、レモンサワー、カクテル、ワインなどがあった。
雰囲気的に喫茶店であり、21時閉店なので、わざわざここに飲みに来る人が多くいるとは思えないが、実験店なので様々なことに挑戦してもらえば面白い。
全体としての感想
コメダのDNA。でも新鮮。
店は綺麗で普通のコメダよりも上質かつ明るい雰囲気なので、銀ブラ中の休憩スペースとしては最適。
価格は高いと感じる。コメダブレンド+バーガーで2000円弱。早食いではなく、落ち着く環境でゆったりしたいという人向け。
多店舗展開にあたっては、植物由来食材にこだわっていて価格感応度が低い消費者がどこにどれだけいるか、という問題が残る。
さて、満腹になった後、歌舞伎座の正面を通り東銀座駅へ向かった。
そして、電車を乗り間違えた。。。(//∇//)