人気の渋谷宇田川町店を初訪問


宇田川町のトリキバーガー近くにある焼肉ライクがいつも混んでいて気になっていたので、寄ってみた。


斜め向かいにアドアーズがあり、帰りにUFOキャッチャーにハマらないように気をつけないといけない場所だ。


本題と関係ないが、宮迫氏の店として有名な牛宮城も斜め向かいにある


なお、私自身は渋谷道玄坂店や新橋本店には何度か入ったことがあり、焼肉ライク初心者ではない。



ひとり焼肉専門店という差別化された業態


簡単に説明すると、焼肉ライクは1人〜2人客専門、短時間滞在型のカジュアルな焼肉屋カウンター席主体で、回転数で勝負するビジネスモデル。店舗オペレーションは比較的シンプル。昨今、フランチャイズ展開で急成長中である。いまのところ、目立った競合は存在しない。


雨の日だったこともあり、店内は比較的空いていた。客はほとんど20代前半、男女半々といったところか。女性の一人客も多い。


DX活用で人的オペレーションを単純化


注文はタッチパネル方式。思ったよりロースのメニューが少なく、さんざん悩んだ挙句、200グラムの牛カルビ&ハラミのセットにチョレギサラダを追加。タッチパネルが以前に行った道玄坂店のものとは少し違う気がした。



注文の品が用意できると、店員さんが席まで運んでくれる。注文から2〜3分しかかからない。道玄坂店では自分で取りに行く方式だったが、店によって違うのだろうか。店員さんの接客はいままでの焼肉ライクでいちばん心地良かった。


肝心の焼肉体験について


早速写真を撮って、サラダとスープをいただき、肉を焼き始める。今日の肉は、カルビが想定よりやや厚め、ハラミは想定どおりの厚さだった。


無煙ロースターは鉄板ではなく網の上で焼く方式であり、火入れが結構難しい。網のど真ん中の肉はよく焼けるが、少し端の方に置いた肉はなかなか焼けず余熱もほぼ入らない。今回の肉は厚めだったので、時間がかかった。私は何度も焼肉ライクに来ているので、もう慣れているが、最初の頃は少し戸惑ったものだ。焼肉体験においては、火入れがスムーズにいくかどうかが店舗の第一印象を左右しやすい、と私は思っている。



カルビの一部は焼いている間に丸まってしまったし、玉ねぎは網の下に落ちやすい。食材のカットにはまだ改善の余地がありそうだ。ただし、食材加工は工場でやっているとのことであり、盛り付けているだけの店員さんにはどうしようもない。


カルビは形が不揃いの安そうな肉だったが(歩留まりを重視しているのだろう)、甘味のある脂でご飯に合い、私好みの味だった。ハラミは見た目はしっかりしているが、味が薄くて力不足という感想。タレとの相性もカルビの方が良い。


ただ、どちらも、過去に行った焼肉ライクの肉とは違っているように思えた(あくまで個人の感想)。使用する食材や加工方法が頻繁に入れ替わっているのか、それとも牛肉の個体差の問題なのかは不明である。ステーキと違い、焼肉は食材仕入価格が上がった場合にメニュー構成を変えやすいため、いつも同じものが出てくると思わない方がよいのか。


キムチは、ファミレスやファミリー向け焼肉店で出てくるタイプの辛くないもの。これといって特徴はない。


分析のために散々文句を言っているように聞こえるかもしれないが、コスパには満足しており、リピートすると思う。


POSレジはクラウド活用


さて、お会計。道玄坂店ではセルフレジだったが、宇田川町店は有人レジだ。iPadのようなものを使っていたのでスマレジか?と思ってよく見ると、ポスタスだった。バーコード決済に対応していて便利だ。今回のお会計は1580円だった。焼肉としては激安、先日の「感動の肉と米」に対しては1.6倍か。。。


近所ではブルースターバーガーが退店


帰りにトリキバーガーを覗いてみたが、空席が目立った。夜だし、雨だし、仕方ないか。


近くにあったブルースターバーガーはすでに退店してしまっている。少し前までジーンズメイトが入っていた場所。結局、どういうバーガーなのか分からずじまいだった。競争が激しく、家賃が高い宇田川町で成功するのは簡単ではないのだろう。



お腹いっぱいになったためか、UFOキャッチャーに誘惑されることなく帰路についた。


この時はまだ、翌日の昼に焼肉に誘われてしまうことを知らなかったのだが。。。