Electric Lady Studios: A Jimi Hendrix Vision
待ちに待った新譜です!
『エレクトリック・レディ・スタジオ:ヴィジョン』が
3CD+BD豪華ボックスという仕様でリリースされました。
そもそも2022年ごろ、既にリリースの計画はあったみたいです。
各曲のミキシングの日を見ても、
2021年が最新の日付になっていることからも伺えます。
しかも音源が流出してブートで聴ける状況になっていたという始末。
あ、私はガマンして、今回のリリースを待ちましたよ!
39曲中38曲が未発表音源!とは言いますが
ほとんどは完成前のミックスを中心に収めているもの。
未発表といえばそうですが、ちょっと微妙な気がします。
それでも各曲の完成に当たるまでの過程が
ある程度浮き彫りになる訳でして、
そういう意味では興味深いものでもあります。
同じ曲のテイク違いやオーバーダビングだとか目白押しです。
「Freedom」や「Dolly Dagger」でボーカルは2回重ねているとか、
「Room Full of Mirrors」のドラムをミッチのものに差し替えようとしたが
結局バディの方を残すことにしたとか、そんな過程も聴きどころと言えるでしょう。
ライブ盤だと通しで聴きやすいんですが
こういうスタジオワークのものは
ぶっ通しで聴くのは大変です。
しかも収録順はレコーディングの日付順では無いため、
聴いてる側としては
あっちこっちに行ったり来たりという気持ちにもなりますが
これは仕方ないでしょうね。
むしろこれを一通り聴いた後に
『The Cry of Love』なり『First Rays of the New Rising Sun』の
アルバムを聴くのがいいんでしょうね。より完成度が実感できるでしょう。
ブルーレイもたっぷり89分、
このスタジオの完成までの様々な苦労話が沢山です。
完成までに総額100万ドルかかったとか。
その資金を稼ぐためにもツアーを続け、
それでも足りなければ印税の前借りをしたりとか...
ジミのライブシーンはこま切れに出てくる程度なので
ドキュメンタリーと割り切って観ましょう。
ちなみにエレクトリック・レディ・スタジオはまだ健在のようです。
1970年にオープンして、途中には頓挫した時期もあったようですが
半世紀以上も残ってるというがスゴイですね。
そんなわけで、行ってみたいな~という想いを寄せつつ
聴きふけっております(笑)
立てれば屏風になるぞ!(笑)




