以前のコピペしりーずっす♪

僕はサリンジャーを知ったのはかなり遅い。たぶん10代の頃に知っていたらどうだっただろう?とは思った事はあります。 

村上春樹さんの小説『ノルウェーの森』の中でそれとなく出てきたりして、気になって読み始めました。 
読後は、あぁもう少し若い頃に読んでたら夢中になってたろうな...な感覚でした。 
似た感覚はアレン・ギンズバーグの詩集を佐野元春さんのルーツを探る中で見付け読んだ時にも思いました。 

あの例えようもない焦燥感というか、絶望感でもなく、閉塞感ももしかしたら共感してたかも知れません。 
あとは大学時代に読んでいたら良かったのに...はS.フィツジエラルド著の『グレート・ギャツビー』。 


姪っこが大学に受かったお祝いに、本を何冊か贈ったのを思い出しました。 
『スコット・フィツジェラルド/グレート・ギャツビー(村上春樹訳)』 
『J・D・サリンジャー/ライ麦畑でつかまえて(村上春樹訳)』 
『村上春樹/ノルウェーの森』 
『トルーマン・カポーティ/ティファニーで朝食を(村上春樹訳)』 

なかなかの撰本でしょ?(自画自賛) 
本が好きだと聞いていたので。愛読書にはならなくてもいいから、一度は読んでおいて欲しかったのでね。自分が同年代の頃に読んで無かったので。 
迷惑で無かった事を祈っています。 

 


ライ麦畑の迷路の中で 
歌:ザ・コレクターズ 
作詩:加藤ひさし 
作曲:加藤ひさし 

さよなら サリンジャー ありがとう 
息も詰まりそうで 消えたかった夜に 
生意気なホールデン 憧れた 
あなたの小説にボクを見付けた 

寂しさを 強がりで塗りつぶし 
家を飛び出した 遠い日 

さよなら サリンジャー ありがとう 
スーツケース転がして 今日まで歩いた 
何もかもを 変えたくて 
人混み 逆らい 泳いで来たのさ 

行き方を 知るすべなどないよ 
地図はあなたのペーパーバック 

ニキビの痕は とっくに 消えたのに 
なのに 大人になれない ならない 
自分をうまく 折り曲げて 
考えを裏返し みんな生きて行く 

はみ出したジグソーピースのように 
ボクの居場所は どこにも無い 

愛されたくて 気付かれたくて 
噛みついたんだよ 深くボクを刻んだ あぁ 

確かめたくて 手に入れたくて 
傷付けたんだよ 深く 今日が消えないように 

今でも サリンジャー ボクはまだ 
ライ麦畑の 迷路の中で 
雨に濡れても 離れない 
ずっとつないでいたい 手の先の誰か 

探してるのさ 見付けてるのさ 
誰かを今も 待ち続けているんだ あぁ 

どこにいるんだい? 隠れているのかい? 
ぼくの声が 届くまで 叫んでいよう 声がかれても 

どこだい? 探してるのさ 
誰かを今も 待ち続けているんだ あぁ 

愛されたくて 気付かれたくて 
噛みついたんだよ 深く深く深く 消えないように 

どこだい? 探してるのさ 
誰かを今も 待ち続けているんだ あぁ 

確かめたくて 包まれたくて 
傷付けたんだよ 深く ボクが消えて 消えてしまわないように... 












今日のお薦め曲は 
『炎と森のカーニバル』 
SEKAI NO OWARI ♪