みなさん、こんにちは。

今回はコケの除去についておはなししたいと思います。

端的にいえば「テデトール(手で取る)」の延長なのですが、仕組みが少し異なるんです。

 

◎以前に紹介した「サカナノホネ」を再考しました:

以前に紹介したコケについてのサカナノホネを再考しました。

なぜかというと、わたしの日記で紹介したように、アベニーパファー(以下、アベニーさん)水槽の下草(パールグラスやロタラなど)にコケが生えてしまったためです。

エサに冷凍赤虫を採用してから発生するようになったので、理由は冷凍赤虫に由来することまでは想像できました。

かといって冷凍赤虫を止めることはできないので、再考したんです。

 

 

これがその結果です。

コケを直接殺してみようと思いたったんです。

それには過酸化水素を使ってみようかな、と思いました。

 

 

 

 

 

 

 

◎過酸化水素?って何?:

過酸化水素ってなんでしょうか?

いつものWikipedia先生を引いてみますと、

“過酸化水素(かさんかすいそ、Hydrogen peroxide)は、化学式 H2O2 で表される化合物。しばしば過水(かすい)と略称される。主に水溶液で扱われる。対象により強力な酸化剤にも還元剤にもなり、殺菌剤、漂白剤として利用される。発見者はフランスのルイ・テナール。”

とあります。

オキシドールといえば、わかりやすいかもしれません。

オキシドールとは過酸化水素を2〜3%程度溶かしてある消毒液なんです。

Wikipediaの引用した部分、わかりにくいんですが、ポイントはここです。

「強力な酸化剤にも還元剤にもなる」

要は色々な物質の構造を壊すんです。

水に化学構造式が似ていますが似て非なるものです。

 

 

 

 

 

◎今回の方法で必要なコスト:

・オキシドール → だいたい100〜500円くらい(お店や容量によって異なります)。

 

 

 

 

 

・シリンジ → だいたい100円くらい(100均のお化粧品コーナーあたりにあります)。

 

 

 

 

 

 

 

◎過酸化水素が生体に作用する仕組み:

過酸化水素は生体に存在する物質に直接作用してその構造を破壊します。

対象は広く、

・脂質

・タンパク質

・糖質

・核酸

そうなんです。

細胞に存在する、多くの成分を破壊するんです。

 

 


 

◎過酸化水素水がコケには効いて生体(おさかな)には効きにくい仕組み:

 

過酸化水素って危険そう?ってお感じの皆さん、鋭いです。

 

確かに危険な物質です。

Wikipediaを再び引用しますが、

“過酸化水素は消防法第2条第7項および別表第一第6類2号により危険物第6類(酸化性液体)に指定されている。また、重量%で6%を超える濃度の水溶液などの製剤は毒物及び劇物取締法により劇物に指定されている。”

とあります。

「でもさ、オキシドールって、薬局でも買えるじゃん!」ってお思いの皆さんもいらっしゃるでしょう。

「オキシドール、昔は消毒の定番だったじゃん!」ってお思いの方もいらっしゃるでしょう。

そうなんです、コケ(など)に効いて、おさかななどには効きにくいしくみがあります。

それは、カタラーゼ(などの酵素)のおかげなんです。

 

◎カタラーゼ?って何?:

カタラーゼは、

“カタラーゼ (catalase) は、過酸化水素を不均化して酸素と水に変える反応を触媒する酵素。

ヘムタンパク質の一種であり、プロトヘムを含んでいる。細胞内のペルオキシソームに存在し、過酸化水素を使って酸化・解毒をおこなう。”

とWikipedia先生にあります。

翻訳しますと、

「真核細胞(おさかなや水草など)の細胞内小器官(細胞内のパーツ)に存在する有用な酵素」

なんです。

 

 

 

 

いつも通り、乱暴に翻訳しました。

一方で私たちがコケと呼んでいるあの緑色のやつ、あれは「藍藻(シアノバクテリア)」と言うんですが、あれは“原核細胞”といいまして、細胞内小器官を持たない、要はカタラーゼを持たないんです。

 

なので、コケを退治するけどおさかなさんや水草には悪影響が出にくい、んです。

おさかなさんにはカタラーゼがある、コケにはない、んです。

 

◎過酸化水素を利用する注意点:

そうは言ってもやり過ぎは厳禁です。

みなさんの中にはオキシドールを傷口に塗って殺菌した思い出をお持ちの方、いらっしゃいますか?

痛かったですよね。

そうです、過酸化水素は結構過激な物質なんです。

おさかなさんや水草にも多少の影響があります。

それから、コケ→藍藻は「シアノバクテリア」っていいますが、私たちの水槽の濾過に役立っているのも「(役に立つ)バクテリア」なんです。

要は使いすぎに厳禁、なんです。

 

◎利用方法:

大きく分けて、二つの方法があるようです。

・飼育水に適量(100リットルの飼育水に5mlくらい)混ぜる方法。

・シリンジ(注射器)に適量とって、ピンポイントでコケへ向かって注入する方法。

 

◎わたしの利用方法:

わたしは後者の「シリンジ」を使う方法を取っています。

飼育水全体に混ぜるよりも、効果が直接的であること、濾過に役立つバクテリアを維持したいこと、が大きな理由です。

はじめにピンセットや歯ブラシなどで取れそうなコケはとってしまいます。

水草などに絡みついたコケなんかが標的です。

ダイソーなどの100均ショップで販売されている小さめのシリンジ(2.5ml)に吸い取って水槽内のコケへ向かって、注入します。

コケからはシュワ〜、っと酸素の泡が出ます。

そして、コケが溶けてしまいます。

動画を頑張って摂りましたので、ご覧ください。



 

 

以上がコケと折り合いをつける、低価格の対処法でした。

いかがでしょうか?

みなさんのご意見をお聞きしたいです、是非コメントください。

 

またの機会もご贔屓に。

ではでは〜♪

 

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