みなさん、こんにちは。
今回はアベニーパファーさん(以下、アベニーさん)のおはなし、アベニーさんへの給餌方法のおはなしです。
アベニーさんは冷凍赤虫やイトミミズがお好きなので、冷凍赤虫を給仕する方も多いでしょう。
給餌方法について、わたしも少しだけ試行錯誤してみました。
今回も暇つぶしに書いていますので、お付き合いくださいますと嬉しいです。
◎冷凍赤虫の準備:
わたしは近所(といっても徒歩40分くらい)の行きつけのお店が以下の製品を扱っているので、それを使っています。
この製品の特徴は、
・発色剤が無添加。
なんです。
また、とてもお求めやすい(低価格)です(2018年3月現在)。
◎冷凍赤虫の発色剤:
冷凍赤虫の発色剤は“亜硝酸ナトリウム”という物質です。
亜硝酸ナトリウムは食品添加物のひとつなんですが、結構デメリットがあります。
「亜硝酸ナトリウム-Wikipedia」 を是非読んでください。
おさかなさんだけでなく、人間にも過剰摂取が問題になります。
そして、よく見てください、“亜硝酸”ってありますよね。
そうなんです。
みなさんが一生懸命に濾過装置を使って、
アンモニア(アンモニウムイオン)→亜硝酸イオン→硝酸イオン
と生物濾過を行わせて、減らそうとしている物質を“エサ”という形で加えてしまっているんです。
これはできれば、加えたくないですよね。
わたしは行きつけのお店がたまたまこの商品をある買っていたのでラッキーだったんですが、みなさんも“発色剤無添加”の冷凍赤虫を探してみてください。
◎給餌方法:
わたしはあれこれ考えた挙句、この冷凍赤虫をふたつに割って「キョーリンさま製品、フィーダーカップ」をふたつ使って給餌しています。
キョーリンさまのフィーダーカップはお求めやすいですし。
◎この方法の利点:
利点がいくつかあるんです。
・ほどよく喧嘩する → 競争力のあるアベニーさんを育成できる。
・ほどよくエサにありつけられる → エサを食べない個体を減らせる。
※我が家では20数匹のアベニーさんを飼育していますので、2個にしています。
※常識的なアベニーさんの数の飼育でしたら(4〜5匹)、フィーダーカップは一つで充分でしょう。
アベニーさんはフィーダーカップからヒョロんと出てくる赤虫をついばみます。
元気のいいアベニーさんは動いていたり水中をほどよく漂っている赤虫により多くの食欲がそそられるようです。
まず、ヒョロんとした赤虫をついばんだアベニーさんに対して、他のアベニーさんが「お前のものは俺のもの」とばかりに取り合いを始めます。
始めに咥えたアベニーさんは取られまいと頑張りますし、後から取ろうとするアベニーさんもなんとかありつこうと頑張ります。
それから、そんな駆け引きをする一方で、漁夫の利を得て別のアベニーさんがさらについばむ、というふうにアベニーさん同士で小競り合いをするんです。
これは見ていて、とても楽しいですし、どうも、アベニーさんの良いトレーニングになっているように感じます。
これの繰り返しで、我が家ではアベニーさんの大体全員が赤虫を食べているみたいです。
◎赤虫の量の調節:
我が家では朝、夕の2回、この冷凍赤虫ブロックを1個給餌しています。
大体食べきっています。
ちょっとだけ残ってもヌマエビが食べているみたいです。
ご参考になさってください。
◎冷凍赤虫ブロックの割り方:
少し室温で指でつまんでいると、割る、というより、ちぎりやすくなります。
これを利用しています。
なお、行きつけのお店の店長さん曰く、「この製品は薄いので割りやすい」だそうです。
他の製品で硬いブロックの製品でしたら、他の読者さまがおっしゃっていた、カッターで切るのがいいのではないかと思います。
◎最後に:
アベニーさん、とっても楽しいです。
特にこのエサあげの瞬間がとっても楽しいです。
是非ともみなさんも楽しんでください。
アベニーさんを多数飼育するのでしたら、脱窒濾過がオススメです。
わたしの脱窒濾過の投稿も参考になさってください。
今回はこんなところで。
またの機会もご贔屓に。
ではでは。
♪( ´▽`)♪