みなさん、こんにちは。
今回は「水質」のお話しです。
「道具・器具」のお話かとも思ったのですが、最後は“物理濾過”のお話しになりますので、「水質」でのお話しで進めたいと思います。
今回は2本立てでのお話しになろうと思います。
※このページに書いたことはあくまでもわたしの経験談です。
※メーカーさまの保証からは外れるでしょうから、ご参考までになさってください。
◎このシリーズのねらい:
「底面濾過→外部濾過直結の紹介とその時の物理濾過(糞取り)についての考察」
※底面→外部濾過直結、って多くの人がなさっていると思うのですが、案外、まとまった内容って探せないことが多かったんです。
※そこで、「じゃあ、書いてみるか」ってことです。
◎シリーズの構成:
・底面濾過→外部濾過の紹介と方法(今回)。
・底面濾過→外部濾過での外部濾過装置(モーター能力)の選択。
・底面濾過→外部濾過での糞取りを考える。
◎底面濾過→外部濾過について:
以前の投稿(https://ameblo.jp/jmurata3156/entry-12329816690.html)でお話ししたようにアクアリウム濾過装置にはいろいろな種類があります。
外部濾過はその名の通り、水槽の外側に濾過槽を置くタイプ。
底面濾過はその名の通り、水槽の底床を濾過槽にするタイプです。
底面濾過→外部濾過にもいくつかのパターンがあるそうですが、ここでは、
「底面濾過で吸い込んで濾過した後の水槽水を外部濾過でさらに濾過をする」というパターンに絞ってお話しします。
なぜ絞るかというと、それ以外の方式を私はやったことがないためです。
◎「直結」と「併用」:
「直結」はずばり、直接つなぐやり方。
「併用」もずばり、並べて使うやり方になります。
「直結」と「併用」どっちがいいの?って議論はすごくたくさんあるようです。
簡単にそれぞれのメリットを列記します。
◎「底面濾過&外部濾過、併用のメリット」
・それぞれの濾過能力を十分に活かすことができる。
・それぞれの濾過能力に見合った送水装置(ポンプ)の選択が簡単。
・中途半端になりにくい。
(※補足:ここでいう濾過とは“硝化濾過”のことです)
(水質について、その5。アンモニア、硝酸イオンと生物濾過、脱窒濾過について。)
◎「底面濾過→外部濾過、直結のメリット」
・底面濾過で“硝化”したアンモニアをさらに“脱窒”する脱窒濾過を狙える。
・水槽内の吸水口、排水口が一つずつになるので、レイアウトがすっきりする。
・なんとなく、「オレはやってるぜ!」という気分に浸れる。
デメリットはそれぞれの逆だと思っていただければと思います。
端的に言うと「併用のほうがわかりやすい」んです。
◎底面濾過→外部濾過の方法:
この情報を探すのが、簡単そうに見えて、結構難しいです。
まず、クリアすべきは底面濾過の出口を外部濾過の入口へつなぐ方法です。
コトブキ工芸さまK-121がらくちんです。
それから、各社さまが上市されている底面濾過フィルター製品のパイプ径についてもネット上の先輩方がお調べくださったページが存在します。
ご自身で底面濾過→外部濾過を直結されたいときの参考になさってください。
外部濾過のパイプ径はホースの内径/外径を参照すればいいと思います。
ややこしくなるのは、わたしのように水中モーターの外部濾過製品を使うときです。
◎わたしの場合.....:
試行錯誤を繰り返して、今は以下のように落ち着いています。
水槽:45cmキューブ水槽
底面濾過:アクアシステムさま、プロジェクトフィルター(2個分を使用)
モーター:テトラさま、VAX-30用モーター→コトブキ工芸さまK-121→テトラさま、AX-60 plus用モーター→同モーター用コネクターラバー(交換パーツのページ)
外部濾過:テトラさま、VAX-60
物理濾過としてアクア工房さま、フィッシュレット+パワーリフト
なぜこうなったのかは次の投稿でお話しします。
ではでは、今回はこんなところで。
( ´ ▽ ` )ノ