みなさん、こんにちは。
久しぶりに器具について書きます。
よろしくお願いいたします。
アクア工房さま、フィッシュレットについてです。
◎フィッシュレットが有効な場面：
濾過システムの「物理濾過」を補うことができます。
・糞を多くするお魚を飼育している。
・大きなお魚を飼育している。
・たくさんお魚を飼育している。
などなど、「糞」掃除をこまめにしたい場合には有効だと思います。
また、
・底面濾過を利用している。
方へもおすすめです。
※糞が少なければフィッシュレット無しでも構わないと思いますけど、糞が多いと底床、底砂がとても汚れるんですね。
※外部フィルターや上部フィルターなどではストレーナースポンジやプレフィルターが物理濾過を担いますね。
◎フィッシュレットと特徴など：
これはパッケージや上に貼り付けたリンクを参照ください。
あまりにも有名な製品なので、ご使用レビューの記事もたくさんあります。
エアレーションポンプが空気といっしょに水を持ち上げる。
↓
フィッシュレット本体内の水も持ち上がる。
↓
するとフィッシュレットの底から上への水流が生まれて、底から吸い込むことができる。
↓
吸い込んだ汚れはセラミック濾過フィルターにぶつかって、大きな汚れは沈殿、細かな汚れはセラミック濾過フィルターでトラップされて物理濾過を行う。
これがフィッシュレットの機能と役割です。
アクア工房さまでは吐出量（ポンプの能力）3000cc以上のエアレーションポンプを推奨されています。
※わたしは水作さま、水心SSPP-2Sを3/8〜1/2の吐出量で使っています。
※アクア工房さまご推奨の吐出量だと水槽が洗濯機みたいになっちゃうからです。
◎フィッシュレットのメリット：
フィッシュレットのメリットはなんといっても、底床などに溜まる糞掃除が楽になることでしょう。
あちこちに散らばる糞を吸い込んでまとめてくれるためです。
◎フィッシュレットのデメリット：
実はいくつかあります。
・ある程度の期間で掃除をしなくてはいけない。
・掃除のとき、かなりの悪臭がする。
・糞が溜まりすぎると（フィッシュレットの掃除をサボると）、悪臭が漂う。
でもね、これってフィッシュレットの機能を理解しないために起こってしまう、感じてしまうことなんですよね。
だって、フィッシュレットは糞を吸い込んで集めるんですから、定期的清掃が必要なんです。
◎フィッシュレットの運用、その１：
「点検や清掃は定期的に行う」
・わたしは毎日ゴミの溜まり量をチェックしています。
・本体やセラミック濾過フィルターの掃除は2〜3日に行っています。
「清掃を行うタイミング」
・これはアクア工房さまへ電話でお聞きしました
「汚れ沈殿物の量が本体内の透明カバー（上向きのテーパーの部分）を超えたら」目安だそうです。
・毎日清掃できない方へのヒントですね。
※以下は説明書にはないやり方です。
※自己でご理解のうえ、ご参考ください。
◎フィッシュレットの運用、その３：
「セラミック濾過フィルターを取り出しやすくする」
フィッシュレットのセラミック濾過フィルターを取り出すのって結構大変なんですよね。
なので「配線結束バンド（通称：インシュロックタイ）」で持ち手をつけてあげるととても楽になります。
◎フィッシュレットの運用、その４：
「本体内に糞を食べる生き物を入れる」
・これは賛否両論あります。
・有名なのはザリガニです。
・ただ、ザリガニを入れた方に教えていただいたこと「大きな糞が細かな糞になって、結局細かな汚れが漂う」だそうです。
・わたしは実験的にラムズホーンを数匹入れています。
・本体内の沈殿物汚れはたしかに減りますが、セラミック濾過フィルターに細かい汚れが溜まりますので、定期的清掃が欠かせなくなってしまっています。
※幸いわたしは結構時間があるのでこの運用ができます。
※時間のない方にはかえって本体には生き物を入れないほうがいいかもしれません。
◎フィッシュレットの運用、その５：
「匂いが漂う→清掃しましょう」
これもアクア工房さまに電話でお聞きしました。
わたし「糞がたまれば匂いが漂うのは当然ですよね？」
アクア工房さま「はい」
・結局、フィッシュレットは糞掃除を“楽に”するための道具であって糞掃除を無くす道具ではない、ってことです。
・外部フィルターや上部フィルターなどでは、ストレーナースポンジやプレフィルターを定期清掃しますよね。それとおんなじことです。
◎使ってみた感想：
なんてったって、底床の糞溜まりがなくなりました。
これは素晴らしい！嬉しかったことです。
うまく使えばとても良いツールです。
以上がフィッシュレットをだいたい一月使って感じたことです。
「これから使ってみようかな」って方のご参考になれば嬉しいです。
ではでは〜♪
^_^
