みなさん、こんにちは。
数多くあるブログからこの投稿記事をご覧くださり、ありがとうございます。
今回は、ミジンコについてのお話し、その3、ミジンコについてもっと深く調べてみた、です。
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過去3回の失敗でわたしはかなり凹みました。
世の中には難しいことはたくさんあるんだ、と改めて痛感しました。
おまけに病気の状態も悪くなり、鬱々とした日々でした。
諦めようかな、と正直思いました。
でも、もう一回だけ挑戦しよう!と思ったんです。
そう、
わたしは
「アクアリウム=サイエンス=生物学+化学+物理学、そして、アクアリウムは悩むものではなくて楽しい趣味、ホビーです!」
というポリシー”
を思い出し踏ん張ったんです。

◎まず始めにやったこと:
ミジンコはかなり身近な存在のようです。
そこでもっともっと深く調べてみました。
主な情報源は網波乗り、そう、インターネッツ!です。
すごい便利な世の中になりました。
で、主なところは、
・ミジンコの全ゲノム情報(DNA配列やら何やら)はすでに解読済みである。
・室内飼育するならエアレーションは必要らしい。
・過度のエアレーションはミジンコにとって害になるらしい。
・ミジンコは増えすぎると全滅する。
などなど、多くの情報は「らしい」だったんです。
「こうすれば絶対に(またはだいたい)大丈夫、殖えまっせ!」っていう鉄板の飼育方法や環境を公開されている方はなかなか見つからなかったんです。
ましてや、わたしのような小規模レベルでは本当に少なかったです。
でもヒントはありました。
まずは「エアレーション」ですね。

◎続いて調べてみました:
・ミジンコは動物、従属栄養生物なので、エサが必要である。
・ミジンコは小さく、ミジンコの口はさらに小さいので、エサは細かくなくてはならない。
・ミジンコのエサとして有用なのは、ゾウリムシ、ドライイーストを溶かしたもの、クロレラ、青汁を溶かしたもの、ほうれん草パウダーを溶かしたものなどが良い。
・ミジンコはイーストそのものではなくイーストのお陰で増える何かを食べるらしい。
・ドライイーストや青汁、ほうれん草パウダーなどはしっかりと溶かさないといけない。

色々と確かそうなキーワードが出てきました。
でもね、実はわたしは混乱したんです。
いったいミジンコは何を食べるのか?
何でも良さそうに見えて、捉えどころがない、って感じたんです。
でもね、これは信じていいかなって感じたのは、
「ミジンコの口は小さい。ゆえにミジンコのエサはとても小さくなければならない」
という点です。

◎失敗例の反省:
前回の投稿で書いた失敗例、理由を考えてみました。
まずは共通点の洗い出しです。
・飼育水に日向水を使ったこと(汲みおいた浄水器の水を日向でカルキ抜きしただけ)。
・エサにイースト菌入りどぶろく砂糖水を使ったこと。
特に二つ目はすぐに思い当たりました。
失敗例ではタッパー水槽の写真は紹介していませんでした。
こんな感じだったんです。

#タマミジンコ ^_^

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(//∇//) - #タマミジンコ ※スロー動画です。

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わかりにくいかもしれませんが、イースト菌がすごく増えていたんです。
そりゃそうです。イースト菌が増える要素はすごくたくさんありましたから。

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この写真は発酵式二酸化炭素ペットボトルボンベで発酵が盛んな状態のものです。
中身は水、イースト、ゼラチンで固めた砂糖水、そして発酵の産物でできたエタノール(アルコール)です。
発酵が盛んなので、イースト菌や二酸化炭素などで白濁しています。

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次の写真は発酵が終わったものです。
イースト菌は底に沈んでいます。
わたしは発酵が終わったものをミジンコのエサとして使っていました。そして、わざわざシェイクして与えていました。
するとミジンコ水槽には、水、砂糖、イースト菌、アルコールが供給されていたことになります。
するとイースト菌にとっては嬉しい要因がたくさんあるわけです。エサはあるし、エアレーションしてあるし。
一方でミジンコにとっては多分アルコールが害になったんでしょう。
こうしてミジンコ水槽ではなくイースト菌水槽が出来上がった訳です。

◎じゃあミジンコのエサはどうする?:
ゾウリムシを入手する?
結構真面目に考えました。
でもなぁ、ヤフオク!にはいっぱいあるけど、どうもなぁ、って正直に思いました。

結構長くなりましたので、今回はこの辺で。
続きます。

囧rz