続現役整体師の独り言晩酌をして、三味線で歌うのが好きな、父だった。あれは、お盆の8月11日だった。父は、母の眠る墓のある、近場のキビ畑の、野焼きに出かけたのだ。まさか、そこで、命が終わってしまう事も知らずに、畑へと出掛けたのだ。