今は、彼は、居場所は、近場ではあるが、私から離れていて気がかりだが、
彼は、人と人を結びつけるという、極めて稀な力を有する人だった。
それも、世界規模の、コミュニケーションを司る方であった。
師匠には、次々と、世界の要人が、各国の首相夫妻や、
大統領や大師等が訪ねて来られていた。
中でも、印象的な方は、あのソ連の「ゴルバチョフ大統領」であり、
南アフリカの大統領であられ、「人種差別」で永い間投獄を余儀なくされた、
あの、マンデラ大統領だったりした。
日々新しい世界の要人の訪問で、機関紙の一面は、
いつも飾られて本部は湧きに湧いて、賑やかだった。
この様な、素晴らしい師匠の世界平和の対談に私は、
興奮しながら、目を通すのが、最大の楽しみであった。