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堀口理事長のワンポイントアドバイス
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本日は転倒予防の大切さについてです。
高齢になってくると、体力、運動神経、平衡感覚、記憶力、判断力、視力、聴力、咀嚼力、他たくさんの機能が低下します。
日常生活のあらゆる動作が鈍くなり、特にとっさの反応が難しくなるので、転倒や事故に巻き込まれやすくなってきます。
高齢者にとっての転倒は、骨折を招くだけでなく、要介護状態の悪化や生命予後にまで関わります。そのため、転倒を予防することは、特に高齢者にとって重要な課題です。
厚生労働省の発表では、高齢者(65~79歳)の死亡数は、交通事故よりも転倒・転落が多いとされています。
交通事故は屋外でしか起こりませんが、転倒や転落は自宅のどこでも起きる要素があり、日常生活の中にあります。
こうした中で、音レク指導士さんだからこそできる「高齢者の転倒予防啓発」があります。
それは、下肢運動、全身運動を楽しく継続することは非常に大事だと学んで頂いている皆さんから、転倒予防の必要性と、注意の方法を伝えるということです。
例えば
・家でも外でも意識をすること
・まだ大丈夫だと自分の体力を過信しないこと
・無理をせず、足元など細かいところにも用心すること
などを常に声掛けしていただくこと。
心に留まる言葉をかけ続けることで、自身の注意力に繋がり、認知症予防教室や、音レクコミュニティーに参加することの意義を感じてくださるでしょう。
また、コミュニティーやレクに参加されたみなさんに「最近、“危なかった!”“こんなところで転んでしまいました”など、体験談はありませんか?」
と聞いてみて、高齢者自身に直接話してもらうのも、本人はもちろんその話を聞いた方の記憶にも残るのでいいと思います。
自分の失敗談や経験を話すのが好きな方もいますので、コミュニケーションを取るきっかけとして、JMREC認定講師やインストラクターにもお勧めしています。
大事なことは、予防することの大切さを心を込めて伝え、参加する方に気付きを得てもらうことです。
動きやすい季節になりました。下肢を使う音レクを多めに取り入れ「転倒予防」を意識したカリキュラムなどを実施してみてはいかがでしょうか。
理事長 堀口直子
(会報バックナンバーより)