今話題になっている子ども放置禁止条例案
埼玉県議会の最大会派、自民党県議団が提出した「埼玉県虐待禁止条例の一部を改正する条例」では、
「小学3年生までの児童を現に養護する者は当該児童を住居その他の場所に残したまま外出することその他の放置をしてはならない」として家などに残したまま保護者などが外出することを禁止しています。
自民党県議団が説明する「放置」の例としては
▼子どもを車の中に置き去りにすること
▼子どもたちだけの自宅での留守番など
▼未成年の高校生に小学生などのきょうだいを預けて買い物に出かける行為
▼子どもだけ家に残してゴミ捨てに行く行為
▼子どもたちだけで公園などで遊ぶこと
▼子どもたちだけでの登下校
▼子どもにおつかいさせる行為
子どもが車内に取り残されて、熱中症などで死亡する事件などを防ぐためという趣旨は分かるが、
あまりに子育ての実態が見えていない。
子育てに関わってこなかった自民党のおじさんたちが決めた条例という感じがする。
子育て中の親からは“厳しすぎる”など反対意見が相次いでおり、
結局、この条例案は取り下げとなった。
埼玉県議会自由民主党議員団団長 田村琢実団長は以下のように説明した。
私の説明不足だった。
実は社会全体で子どもたちを育てていく、見守っていく、そういう環境作りを目指して、今不足している部分を強化していくということを我々は最終目標として、政策効果として考えておりました。
この条例を制定することによって支援をしていく、県がバックアップしていくという姿勢を示したつもりだったのですが、私共が考えていない方向に世論が動いてしまったこともあり、それについては今後の課題とさせていただきたいと思っております。
素直に反省して、謝ればいいのに。
正当化するための後付けの説明にしか聞こえない。

