可愛らしい見た目のケーキ
ヴェールクレールさんのケーキです
ヴェールクレールさんのケーキは、パッと見の見た目からは想像出来ない組み立てのケーキが多いからワクワクしてしまいます
今回のケーキも楽しみ~
酸味があってフルーティーな味わいのルビーチョコレートにライムを合わせてくるとは…
さすがです
早速いただきたいところだけど、その前にちょっと余談を少し
ルビーチョコレートって “第4のチョコレート” と言われてるけど、ブロンドチョコレートも “第4のチョコレート”って言われてるよね~
その真相やいかに
そもそもルビーチョコレートよりも前にブロンドチョコレートが誕生してるから、“第4のチョコレート” がブロンドチョコレートで “第5のチョコレート” がルビーチョコレートなんじゃないかな
なーんて、美味しければどっちでも良いんだけどね~
でもチョコレートを単体で食べる習慣が無い私にとって、ルビーチョコレートを味わえるのはこうしてケーキという形で出逢えた時だけだから、楽しんで味わっていただこうと思います
ヴェールクレールさん、センスが良いっ
っていうか、こんなアイディアどこから生まれてくるのって感じ
この美しい断面を見ただけでうっとりしてしまいます
その組み立てはというと…
タルト生地→チョコスポンジ→ルビーチョコレートムース→赤い果実のクーリ→全体をルビーチョコレートでコーティング→ブルーベリー、ラズベリー、チョコレートシート…という組み立て
ここで疑問発生
商品説明にぼんやりと書かれた “赤い果実のクーリ”って何の果実を使ってるんだろ
ルビーチョコレートよりもしっかりとした酸味があるから、赤すぐりかな(←勝手に想像)
でもほんのりと酸味のあってフルーティーな味わいのルビーチョコレートムースの中で、酸味の強い赤い果実のクーリの味わいが良いアクセントになっています
そして全体をコーティングしているルビーチョコレートは、ルビーチョコレートムースのピンクより濃いめの色合いだから、見た目に変化が付いて、可愛らしさもUP~
さらにこのケーキには謎がもう1つ
お店のInstagramには「薄めのタルト台」ってあったけど、これもタルトの部類に入るの~っ
製菓用語に疎い私からすると、“タルト” と聞くとシュクレ生地みたいなサックサク食感のものを想像しちゃうんだけど、このケーキに使われているのは、外はカリッ、中はしっとりとしたフィナンシェみたいな食感の土台で、こういうタイプの土台は他のパティスリーではあまり見かけたことがありません
この土台だけも商品化出来ちゃいそうなクオリティで、気に入っちゃった~
あれっ
そういえば “ライムのジュレ” はどこに隠れてた~
あまりにも美味しくてパクパク食べ進めちゃったものだから、全くその存在に気づきませんでした
ごめんなさい
でも、珍しい土台とほんのりとした酸味とフルーティーな味わいのルビーチョコレート、しっかりとした酸味のある赤い果実のクーリのバランスが絶妙ででとーっても美味しくいただきました