最近ガールズバンドが人気だということで、いくつか聴いてみたのだが、時代の移り変わりを歌詞に感じることができたので、思うところを書いてみようと思う。
赤い公園の今更という曲と、その対比としてZARDのMy friendである。
どちらとも、かつては共に過ごしたが今は距離のある男性に向けて女性の思いを綴ったものであるが、両者は男性像も女性像も異なるようだ。
今更では、男性はグローバルな競争社会に身を投げ打って目が血走りながら働いている。それを女性はそこまで頑張る必要が本当にあるの?もっと日頃の生活を豊かにするという基本的な視点から働くことはできないのかしら?と疲れた様子で語りかけている。
一方のMy friendは、確かに社会のなかでもがき、働いている男性に向けているのだが、彼はかつての理想を見失って、どちらかというと、自分らしさを社会で活かせず苦しんでいるようだ。女性としては、そんな社会だけれども、昔の私を素直にさせてくれた素敵な心を忘れないで、頑張って。私も頑張るから。といったスタンスか。
結局、今はこの熾烈な競争社会に順応する人間像を実現できたものが、多くの収入を得ることができ、できずにもがいている人との格差が拡大してしまっているのが現実だ。今更は前者に対して歌ったもので、My friendは当時の日本にはまだ多かったであろう後者に対して歌ったものだろう。
女性がかける言葉も変わってくる。かつては、理想を忘れずに頑張って、だったが、今はそんなに頑張ってどうするの?正に今更理想を持ち出しても意味はないのかもしれないけれど、と諦めている様相だ。
少し散漫になってしまった。まとめると、なんだか今はつまらない世の中だと思う。後者の方が俺は聞いていて気持ちいいのは確かだ。