人間1人ひとりの心の境界線突破への水先案内人、おがじゅんです。

ブログのことなどに相談に乗ってくれているHさんのFacebook投稿と、そこからのLINEのやり取りを経て、皆さんにお届けしたいメッセージが出て来たので、今回はこのメッセージをお届けします。

テーマは「子どもの可能性と尊厳」

ところで皆さんも子どものころ、お母さんやお父さんとの関係性の中で、こんなことを思ったり感じたことありませんか?

・何か出来なかったら、お母さんやお父さんに怒られても、場合によっては叩かれてもしょうがない
→でも一方で、子どもは親を叩いてはいけない、歯向かってはいけない、ひたすらガマンして従うしかない

・自分はお母さんやお父さんが出来ることが出来ないから、お母さんやお父さんの言うことを聞くしかない

・何かギモンに思ったことがあっても、「そんなこと考えなくていいから、お母さんの言うことに従っていれば、間違いなきから」と返された

おがじゅんの幼少期の頃、これらの事に対して強烈な違和感を感じていた、むしろこれらのことが全く理解できなかったのです。

だから、気に入らないと泣き叫んだり、場合によっては親や先生に対して、叩いたりなんてこともしていましたね。

親や大人たちからしたら、おがじゅんは「聞き分けがあまりにも悪い問題児」と観られていたことでしょう。

でも、ちょっと考えてみて下さい。

親だから、大人だから、無条件にエライのでしょうか?また、これについては、何の根拠があるのでしょうか?


これについての回答として色々と思う人たちもいるかと思います。

さらに問いかけます。

子どもが出来ないことが大人たちが出来るからエライのでしょうか?
これが、子どもをチカラで統制してもよい、正当な理由になり得るのでしょうか?

ハッキリ言います!!

子どもは親に頼るしか術が無いのです!!
ましてや子どもは、お母さんやお父さん、大人たちの「アタリマエ」としていることなんて、分かりようが無いし、大人たちの事情なんて理解しようが無いのです。

それなのに、大人たちが叩いたりなどでチカラを振るって子ども分からせようというのは、完全にナンセンスです!!

お母さんやお父さんも大人たちも、かつては赤ちゃんであり、子どもだったのです。
これはどう転んでも否定しようがないこと。

にも関わらず、「チカラで統制出来る」という傲慢極まりない発想が、戦争・テロ・鬱・自殺・イジメ・悪口がいつまでたっても無くならない、ガンなのです!!

今、衆議院議員の選挙運動期間中ですが、ある政党が別の政党を否定・批判し、蹴落そうとしている、そんな大人たちをみて、子どもたちはイジメ・差別・悪口をしなくなると自信をもって言えますか!?

ハッキリ言います、今の社会の様々な病理現象を引き起こしたのは我々大人たちの責任です。

大人たちが、誰かが誰かの心を傷つけている限り、鬱・自殺・イジメ・悪口、さらには戦争・テロが無くなることは断じてあり得ません!!

このような大人たちの姿を、子どもたちはスポンジのように吸収していくのです。
そして、これような大人たちの姿勢・態度が、子どもたちの尊厳・可能性を実は最も奪っているのです。

さらに言えば、これが子どもの自殺が無くならない原因になるし、妊婦や子どもを産んだばかりのお母さんが自殺する原因にもなることが、分からないのでしょうか。

だからこそ大人たちの皆さんも、かつて大人たちのこのような姿を目の当たりにして、深く傷ついた、その気持ちを思い出してみるのです。

まずは、私たち大人たち自らがこれまで生きてきた中で失った尊厳を回復させることから

そして、今までの傷つけられたのがPerfectにリセットされた時、その時あなたは尊厳そのものに目覚めるのです!!

そしてこれが出来たとき、子どもが「宝であり、奇跡であり、尊厳そのもの」であることを感じることが出来て、何にも染まっていないまっさらなキャンバスを持った子どもに大人たちが学ぶことが出来るのですね(o^^o)

その時、子どもたちと大人たちの境界線も無くなりフラットになるので、チカラで統制したりされたりからも解放され、その結果として鬱・自殺・イジメ・悪口が無くなり、誰も傷つけたり傷つけられたり、というところからも自由になれますね。

まさに子どもが生まれることは、宇宙が誕生した時のビックバンが起こることが同じくらいの奇跡・神秘☆

そんな子どもたちが、安心していつでも笑っていられる、そしてそれぞれの個性の花を咲かせられ、これがオーケストラのように美しく奏でられる、そんな社会がこの日本から誕生するように、そんな切なる願いと祈りを込めて、今回のおがじゅんのブログを締めくくります。