堺市の合気道場「鴻心館」堺区三国丘道場、西区鳳道場、南区のたじはやひめ神社道場・泉北高倉台道場
桃山台道場で子どもから65歳まで合気道を指導してきました。
さて、合気道に体験に来られた
中学生の保護者さんから
昨日の三国丘道場で聞かれましたが
合気道は、「氣」というもので投げるんですか
氣をどうするんですか?
というような質問がありました。
氣について聞かれた際には
「氣」は後からわかってきますので
まず
「意識」について稽古をしていくうちに
気については理解していけますと
そういうことを言って
体験を終了しました。
相手を投げるというのは
合気道でもありますが
私は「投げ」はどうでもいいとひっそりと思っています。
動画のようなこともやっていますが
崩しているだけです。
崩すというのを「合気」と言って教えています。
崩すというのを言い換えると
固めている。となります。
水をいれた風船('固まっていない)を遠くに投げてみて
同じ体積の固体(固まってるもの)を投げてみて
ブヨブヨしたもの
つまり重心が定まってないものを投げるのは難しい
人間でも同じです。
柔道を見ていたらわかると思いますが
相手のサスペンションがきいている状態のまま
投げるのは難しい
水をいれた風船と同じだからです。
しかし、
固まった人間を投げるのは
そう難しくはありません。
そういうコンセプトが合気道をはじめ
武道の口伝にはあるものです。
探究してくださいね。