世間を騒がせている依存症について

述べているわけではなく

まず

依存症はアルコールやギャンブルだけではないという前提で

 

当会の武術むすび階層講座のレッスン内容から

「依存症」をみていきます。

 

 

依存というのは

依存症とは違います

 

武術でいう依存というのは

重心を知らず知らずに相手に預けてしまう

または、

モノや地球に預けてしまう運動を云います。

 

運動というのは、「変化」といういみ(科学的な術語)で使っています。

 

何かに頼ってしまうということです。

 

どうして頼ってしまうのか

なぜ依存してしまうのか

 

楽だからです。

 

きちんと言い換えると

 

自立はしんどいからです。

だから

自分以外のものに頼るという行動に

意識する、しないに関わらず移ってしまいます。

 

ということが自覚出来たら

 

武術/武道でも自立すればいいのです。

自立する立ち方は

 

武術で教えているんですよ

当会の太極拳でいうと

「開太極」のところです。

 

開太極ができないと

次の上歩打擠はできません。

攬雀尾も武術の内容でできません。

 

合気道の半身もそうです。

立ち方を教えています。

その戦略(相手の出方を決めてしまう意味もありますが)の本質は

開太極に重なります。

 

 

 

野生の四足哺乳類であれば

頼る、依存

それは人間の立ち方の依存とは次元が違います。

 

どうしてかというと

四足哺乳類たちは無理に立っていないからです。

 

自然に暮らしているわけです。