堺市各地で古武術(居合道、護身術)、合気道、中国武術をレッスンしますJMMA〈日本武術むすび協会〉です。


技を学ぶというは

技術論は当会では


中級後半~上級クラスにかけて

180度転換していく指導になっています。


つまり

それまでの指導を否定するかのように

思われる内容となっていきます。


それは、

ひとつには〈武術〉は哲学と同じだからです。

五輪の書がなぜ世界的に

読まれているかというと

広い視点で書かれているからです

(細かな技術的なことも含まれていますが)


哲学は最初から

『この世界とはこういうものだ』という

哲学の完成(到達点)へとたどり着いたものではなく

天文学や地理学、数学や植物学、鉱物学、社会学など

この世界(人間が認識する)を『科』にわけて

みてとってきた歴史があります。


そのなかで

アリストテレスのような

世界とはこういうものだと

哲学とした人間の鏡『神様みたいな』の人が

現れたということです。


武術

例えば、刀の握り『本当は握ってはいけない』

にしても

各ゆびの使い方(力のかける心)はこうこうだ

という教えは初級クラスではしますが


握りかたは

『受け流し』であれ

『すね囲い』であれ全ては

腹のなかでオートマチックに決まることです。

この教え『口伝』が


当会のレッスン

『武術むすび階層講座B.シリーズ』のなかみです。


宮本武蔵も


兵法至極してかつにはあらず

をのづから道な器用有りて、天理をはなれざる故か


地之巻で述べています。

この一文をもってみても

五輪の書は日本の宝というよりも

人類の宝だと言えるのです。


今年の1月から

むすび階層講座でも

意気体術木曜セミナーにおいても

五輪の書に書かれている内容をワークとして

指導しています。

それが

武術の第二トンネルをでるあたり

当会では、ですが

教えている核になるところです。