堺市の日本武術むすび協会

当会では

『武術秘伝_むすび』を伝授している

講座があります。

 

このブログを読んでいただいている

なかには

その

生徒さんも少なからずいます

 

今日は、

むすびの核となる初心感覚について少し

書いてみます。

 

初心感覚というのは

始めてむすびを学んだ時に生まれる感覚のことです。

 

武術むすびの基礎となる過程

それは

 

この初心感覚とともに

ほぼ

無意識的のうちに

レッスンや自習しながら

身につけていくものです。

 

それは

これまた、無意識的レベルで

人との接し方や言葉、世の中の見方に

とても大きな影響を与えます

 

ここで知っていてほしいのは

初心感覚を築くことで、

それがその後のすべての

武術としての対人行動が決まってしまうのではなく

初心感覚、それを出発として

変化して、拡大したりすることを意味します。


つまり

むすびの感覚は可塑性ありという

事実です

 

その初心感覚もどんどん

修正(ちょっと違いますが、こういう表現を使っています)

されながら

発展していくこと

そのことを知っておいてください。

 

 

 

 ⬛今朝の新聞では

教員給与上乗せ、

教職『脱ブラック』とありました。

本文のなかで、気になったワードが


令和4年精神疾患で休職した公立学校教員6539人、過去最高であった。


でした。

なにも教職、教員だけの世界のみ

ストレスが強いとは

思いませんが


私も公立中学で非常勤で働いていて

過去、市立小学校勤務の

経験をあわせていうと


子どもの躾『地域コミュニティや家庭内』が

昭和時代より

変化してきたことがあり

子育て環境や社会環境が

昭和(半世紀前)などと比べて

アナログからてデジタルに代わっていくように


土臭い、人間みのある野生児が

居なくなったこともあるかもしれません。


怖いおっちゃんも近所から消え

へんに

優しい人ばかりで

そういう社会が他人の子どもを

躾することが希薄になってきたことが


かえって子どもを弱くしていったのだと

個人的には思われてしかたがありません。


しかし、

それは

まだまだ地域性がありますから

町などではコミュニティの機能している

ところが残っているのも事実です。


今の子どもは

どこか弱いながら

わがままで個人主義のところが見られます。

昭和世代からみたらですが、


しかし、

子育て世代の人からは

そんな昔話は知らないため

この子どもたちの姿は当たり前だと


私の子どもの頃も

結局は同じようなものだったでしょう、

明治時代の人からみたら

我慢できない、我慢が足りない子どもとして

私の世代の子どものたちの頃(昭和20~40年生まれ)映っていたのかもしれません。


子ども同士の遊びも変節があるのは

当然で

仕方ないことではあると思います。


教員のストレスは

子どもの変質だけではなく

そんな単純なことでなくて、

労働環境や指導教科に内容、

職場き環境、地域性など

様々な要因が絡み合って、


教職を離れていくものと思います。