➎講座の紹介

 

 その前に

 

■丹田とは何か

 丹田とは臍(へそ)まわりです。

臍下3寸と合気道では30年ほど前に教わったことがありますが

当会の丹田の位置定義は

「下腹」です。

丹田は鍛えるとかとは無関係です(武術講座において)

鍛える場所ではなく

開発する、感覚する場所だとレッスンでも話していますよね。

丹田という臓器はありませんし

器官でも組織でもないということ。

 

武術むすび講座で大事なことは

真っ先に教えていますし、ワークでも丹田を真っ先に教えます。

 

➎はじめて出会うむすび講座「A0.」とは

 

武術むすび階層講座というのはA0.~B.1~C.講座へと

順に学んでいけます。

 

ただし

当会への初めての受講は

まず

「武術むすび階層A0.」を必ず受けていただきます。

 

このA0.(エーゼロ)講座では、

 

丹田開発を主テーマにしてレッスンしていきます。

 

丹田開発といっても

呼吸が整うや自律神経とか精神強くなるという

波及効果と言われるものについては一切触れません。

(丹田効果など一般的な説明はしますが)

丹田、以下(下腹)といいます

 

当会のA0.講座は

武術むすびを学ぶということにつきます。

そのために

レーダーとなる、指針となる、道案内人となる装置(比喩です)が必要なんです。

 

その装置ですが、もともと人間に備わっています。

下腹に氣をこめてとか、

下腹を意識してとか

この2つは当会ではいいません。

生徒さんには理解できると思いますが

下腹は

意識、氣を込めていく場所ではないためです。

 

それで、

A0.講座のメインテーマは「下腹」ですが

それだけではなく

サブテーマとして

◎武道武術の歴史

◎宮本武蔵五輪の書「空の巻」と勝負論

◎武術3基本コンセプト

◎野生動物本能と下腹(人間)の関係

▼刀と太刀の理合からみた柔術。合気道

▼棒術と空手道からの戦闘理論

▼姿勢から効く二教(塩田剛三の動き)

 

▼3つは、護身術としてA0.の中で再受講者へは

必ず指導するものです。

 

まとめますと、

武術むすび階層講座Aは、下腹を磨いていくレッスンだということです。

 

 

 

⑥武術むすび階層講座「A1.」とは

 

 

むすびとはこれだという「感覚」伝授の時間をとります。

空手の口伝を使っての「階段ワーク」

刀の理合の「水ワーク」

などをおこないます。

 

👇のワーク

 

むすびを相手と自分の間で作れば、

 

自分と相手との間に(空間)スポンジがあっても

大丈夫ということでやっているものです。

 

このスポンジなくても

紐でもロープ、布でもなんでもできます。

 

どうしかというと、

むすびは、下腹を道しるべとして動ける技術です。

 

普通に考えたら(むすびがないと)

ふにゃふにゃのスポンジで相手を押し込んでいくこくなんか不可能です。

しかし

人間は「立つ」ことが本当は苦手な動物なんです。

 

ですから、

相手と自分が一体となってしまえば

相手に作用を各自に及ぼせます。

 

下の動画は、

相手を投げるように地面に崩しています

「むすび技術」を使っているのでしょう?

 

これはむすびを使っていません。

身体操作80%、意識20%で相手を崩しています。

こうすれば

絶対といってもいいほど

抵抗されずに(相手の重心を)崩していく技もあります。

 

これがむすび絶対主義ではない

ということも

教えています。

 

万全なコンバットコンセプトなんてありません。

 

確かに「むすび」はすごいです。

普通できません、(教える方が極めて少ないため)

しかし、

なんでも妄信することは危険です。

 

A1.で必ず行っているワーク

 

それは、

形意拳のピーチェンで行うあの形を使っています。

内範置(空手道の型)、サンチンの口伝を使っています。

 

この口伝を使って

合気道の関節技(二教など)を教えています。

また、

アルプス登山レベルの

足の使い方も"階段ワーク"を使って指導、伝授しています。

 

 

 

 

 

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