土佐藩(今の高知)に山内容堂(やまのうち ようどう)という

15代藩主がおられました。

 

この方は

武芸に優れていたことで知られていますが

 

中でも

居合道(無双直伝英信流)の腕は凄いと言い伝えられています。

 

大名剣豪で、居合の達人です。

その後、

英信流の発展に寄与したことは

間違いのない事実です。

 

👇寛永19年(1642年)に石見(島根県)で作刀。

私が最初に手にした日本刀です。

 

居合で使うには、

バランスが良くなく、よく試し斬りされていたため

 

物打ちものうち)部の摩耗度合が

手入れのときに

触ってはっきりとわかるほどです。

 

実際に私も、巻き藁数本の試し切りを鳳道場で行いました。

 

現在は、

和紙・新聞紙を斬ったりする稽古はありますが

刀に負担がかかる巻き藁を斬ることはしていません。

 

無双直伝英信流ではありませんが、

 

居合道の達人で

挙げられる人物がもうひとりあります。

 

桜田門外の変で有名な

井伊直弼(いい なおすけ)です。

 

剣豪なのに

桜田門外の変でどうして討たれたのか?

 

それは

かごに乗っていたからではありません。

60人ほどの供回りもいましたが

この方々が

刀を抜くのに手間取ったこと

(雪のため鞘に取り付けていた柄袋が邪魔をした)

それに一番の原因

 

発端とてし、銃で井伊直弼が真っ先に撃たれた

 

その大腿~腰にかけて銃弾が通り

そのため

籠から動けなかった。

それが一番大きな理由です。

さぞ無念だったことだと思います。

 

桜田門外の変で有名ですが

居合の達人というのは、

 

居合では新心流を熱心に稽古をし

その後、

自ら新心新流を開いたほどですから、

その居合道への傾倒ぶりがうかがわれます。

 

新たな流れを作り出すというのは

居合に(武術・武道に対して)井伊直弼が独自の

哲学を持っていたからだと思います。

 

 

🔲居合道JMMAでは、

 

当会居合道レッスン

最大の特徴は、

 

刀を持つ

刀を操る(操作する)

と考えません。

 

それは、「武術むすび」というコンセプトを基本として

稽古しているからです。

 

刀を持つ、ではないのは

 

自分の手(右手でも両手でも)をぶら下げるとは言いません。

自分の掌をもっているとはいいません。

 

どうしてかというと、自分と一体だから

そもそもそんな思考は存在しない、ないのです。

 

日本刀、居合刀も同じです。

 

自分と一体となった刀は

もはや自分の身の一部です。

 

これが「武術むすび」レッスン何です。

 

では、刀を自分と一体とするには

どうすればいいのか?

 

いつも

レッスンで言うように

「武術むすび階層講座A.」の内容を本当に理解して

経験を通して刀と向き合う事で

 

刀との一体感(むすび)がうまれます。

 

一体感というのは、

丹田操作の一種だと考えていただければ

イメージングできると思います。

 

このむすびによる刀(自分とは異物)との一体感を

創らないと

刀を扱うのは、いつまでたっても

異物(自分と異なっている)とは認識していることになります。

 

当会(JMMA)で

最も大切なむすびレッスンが

武術むすび階層講座A.シリーズです。

 

A.シリーズは、

 

A0.  A1.  AL.  A2.  A3.の5つの講座、lessonがあります。

 

簡単に説明すると

 

A0.  むすびというのは何なんだというコンセプトを説明

A1.      形意拳の開式と太極拳開太極から丹田の感覚を教える

A2.      スローブ意識の作り方

A3.      接触操作基本

AL.      武術むすびを生活やスポーツ、介護、教育などに活かしていく講座

 

簡単にいうと以上のような感じです。

実際は、

ワークを取り入れて、楽しくレッスンしていきます。

 

 

 

 

 

 

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