元町散歩
久々に神戸・元町まで出てきました。
昼飯は南京町の『長城飯店』
でそそくさと採りまして、湯気と人ごみあふれる街区を東に。現在神戸市立博物館
で開催中の特別展「大英博物館 ミイラと古代エジプト展 」
へ向かいました。
CTスキャン
とCGによって現代に蘇った古代エジプトの神官ネスペルエンネブウというオッサンのミイラ。そして数々の装身具や動物のミイラなどが並んでおりました。
15分ほど入口付近で待たされた後、巨大スクリーンで彼の干からびて腐敗した身体の中をバーチャルツアーしてきました。すし詰め状態の利用者全員が3Dメガネをいっせいにかけてるサマはけっこうマヌケでしたけど(笑)
同館で買った記念図録
によると、今回の映像を製作したのは、公的教育企画の分野(石油産業、診断医学、自動車のデザイン、プラネタリウムの映像など)で、高度で高価なコンピュータを駆使したビジュアライゼーション(可視化)
についてすでに業績と評価を得ていた反面、2006年にアメリカの連邦倒産法第11章
の適用を申請し、実質的に経営破綻し、その後ナスダック
へ再上場した黒歴史のあるシリコン・グラフィックス・インク社
(SGI。同社の日本法人は「日本SGI株式会社」
)。
ここのOnyx Infite Reality
というグラフィック専門のスーパーコンピュータと、Open GL Volumizer
というソフトウェアを使用し、CTスキャンで得られた断層映像をリアルタイム・ボリューム・レンダリングという技術で可視化。あたかも本当にミイラを刃物で切断してるかのように視点が通過していき、内部の様子を見せる。さらには特別な偏光フィルタの作用で、映像が立体的にみえる仕組み…なんだそうです。すごすぎます。どこがどうすごいかを説明できないのが悔しい。
ミイラもすごかったけど、私はこちらの説明と展示だけの展覧会でもたぶん足を運んでたと思います(苦笑)
センター街にあるジャズ喫茶そして自家焙煎コーヒーの店(アルコール類も置いてあるから、“喫茶”という表記は間違いのような気もする。カフェなら問題ないけど)である『Cafe萬屋宗兵衛』 で名物のチーズケーキと萬屋ブレンドを頼み、くつろいでました。
見慣れたとこだけど、すごく新鮮
11:00~14:00過ぎまで太子町のスポーツクラブで所定のメニューをこなしました。
40分ほどプールで泳ぎ、なぜか流れてたBONNIE PINK の『Anything For You』 その他を有線で聴きながら筋トレ(ルームランナー、チェストプレス、ラットプルダウン、クランチ、エアロバイク)やり、腕立てふせとストレッチ。最後は20分間サウナ。
夜はZIMA 呑みながら、図書館で借りた『街道をゆく』DVD鑑賞。2の「中津・宇佐のみち 他」 と、6の「播州揖保川・室津みち 他」 。
前者は明石と淡路島、後者には山崎からたつの、室津というふうに私の地元が出てきます(画像は、昨年撮った室津)
書きにくいから、少し文体を変える。
地元がこういうところに顔を出してるのを眺めるのって、なんだか滑稽で、なおかつどこか哀しくなったりもする。好きでもあり嫌いでもある。まことに照れくさい。
実際に住んでる者が地元をこうやって紹介する機会を得た場合、本でも映像でも、とかくいいところを無邪気なまでに熱く語り倒すか、さもなくばこき下ろしに終始するのが通例だろう。
たしかに住んでみなければ発言できない部分ではある。しかし、それを目にしたり読むほとんどの人間は、通り過ぎることはあっても留まることはないのを忘れてはならないし、どんなに古臭くてカビの生えたような内容を紹介しなければならなくとも、そこに何か目新しさを見つけることがあれば、振り向いてくれる回数も増える可能性がある。このあたり、例えば地元を家族という言葉に置き換えてみれば、ニュアンスが伝わるだろうと思われる。
