『人生の華』


ある年輩の男性(おそらく85歳くらい)に、
「貴方も華は咲かせたわけだから…。」と言われました。

バブル景気が始まる少し前に幸運と云える様々な人々との出会いと試練の闘いを経て
六本木交差点近くに小さなビルを持っていた頃がありました。

当時ははしゃぎ過ぎたかなと思える時を思い起こして、
「あれが『華』と云えるかどうか?」と言うと
「いゃあ~!『華』だよ。」と少し強い口調で切り返してこられました。

私が少し間を置いてから
「バブルがはじけた後で
 ビルも自宅も手放して
 大きな負債を抱えたままの今ですが
 無いのは『お金』だけで…息子達はまっとうに成長してくれて
 親としてはその責任を果たせたと凄く満足していますし
 可愛い孫たちも抱かせて貰って
 友人達にも恵まれて…、
 女房ともついこの間話したんですが
『無いのはお金だけで、あとは皆あるね、幸せだよね。』
って話していたんですよ。
生きてゆくのもそりゃあ大変ですけど
自分としてはいまが…『華』…ですかね。(^O^)」

と言ったら、その老人は破顔して

「そりゃあ いい。そりゃあ いいやあ。」
と素敵な笑顔を向けてくれました。

そして、戦争をも経験して大変な時代を生き抜いてきた『男の顔』でなかば独り言の様に…
「男は守るべき者は、守らにゃあ。男は家族を守らなけりゃあな… … …。」

私自身歳をとったのでしょう。
年輩の方の強さという土台に支えられた優しさに接する時
あるいはちょっと『肝胆相照らす』様な時間が心を優しく解してくれるのです。

日本が大変な時ですけど
『苦境の中にも心解きほぐすものって何かしらあるよね!』って
どちらに向いて言ったらいいのかわからないまま心の中で誰かに言っています。
とりあえず、「頑張ろう、日本!」\(^O^)/

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