しかし、実はまだ事件には続きがあります。
数週間で届くはずの罰金の通知が、1ヶ月経っても届かない。
「やっぱり、気が変わって裁判(公判)になったのか?」
不安で気が狂いそうになっていた時、
検察官から直接電話が来ました。
( まさか……)
最悪の予想が頭をよぎるなか、検察官の彼女の口から出たのは予想外の言葉でした。
「今回は、あなたがしっかりと反省しており、再犯の恐れがないと判断しました。
ですので、今回は『不起訴』とさせていただきます。
事件はこれで完結です。
……ただし、次は、確実に罰を受けてもらいます。」
電話が切れた後の、無機質なツーツーという音。
その瞬間、私の全身から一気に力が抜けました。
気づけば、私は部屋の真ん中で膝から崩れ落ちていました。
フローリングの冷たさが、ようやく「現実」として肌に伝わってくる。
「……終わったんだ」
(完)
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ここまで読んでくれてありがとうございました。
そして、これで、私のブログも終わりとさせて頂きます。
本当は自己満足で始めた記録ですし、事件が終わったら消すつもりでした。
ですが、今この瞬間も同様の事件を起こして不安に震えている人に向けて、このブログを残しておこうと思います。
私自身、他の方の記事を読み漁って、なんとか不安を濁して生きていた人間ですから笑
今、逮捕され、絶望の中にいるあなたへ
もしこの記事を読んで、何か思うところがあるのなら。
今からでも遅くありません。
依存症専門のメンタルクリニックに通って、自分と向き合うことを強くお勧めします。
盗撮は、一生治らない「癖」です。
自分と一生懸命向き合っていく人生を、泥臭く作っていくしかありません。
もし運良く私のように無罪放免となったとしても。
罰金を受けたとしても。 あるいは懲役刑を受けたとしても。
この「壁」は、それだけでは絶対に治りません。
衝動が薄くなることはあっても、消えることはない。
私自身も、今この瞬間も戦い続けている毎日です。
今のあなたにできる唯一のことは、その不安や葛藤、そして更生のために実施していることを、
警察官、検察官に誠実に、正直に伝えることです。
それが、今の事件の結末、そしてあなたのこれからの人生にとって最高の結果をもたらすと信じています。
今も「白い布」を追いかけている人へ
そして、今現在まだ捕まらずに盗撮を続けている人へ。
悪いことは言いません。
絶対に捕まるので、今すぐやめてください。
私が通っているクリニックには、まだ捕まっていないけれど自ら通い始めたという人もいます。
(正直、判決の不安に怯えていた当時の私からすれば「クソ羨ましい」と思っていましたが笑)
手遅れになる前に、治療を始めてください。
あなたが思っている以上に、盗撮している人間は目立ちます。
私のように長年やってきた人間からすれば、目線や行動一つですぐでわかります。
盗撮から得られる桁違いの快楽も、分かります。
今さら私が正義面して言える立場でないことも、分かっています。
ですが、よく考えてください。
盗撮なんて、本当にマジで割に合いません。
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日本に若い女の子が何人いますか?
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何人撮ったら、あなたの満足は終わりますか?
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その「白い布」に、あなたの人生をすべて賭ける価値がありますか?
欲望は無限です。1回の逮捕リスクが0.1%だったとしても、
1000回繰り返せば、いつか必ず捕まります。
周りはあなたの不審な動きを見ています。
あなたはただ、自分の不審さを認識できなくなっているだけです。
最近は「盗撮逮捕系YouTuber」も増えています。
たとえ不起訴になったとしても、ネットに晒されれば家族や友人に知られ、社会的に死にます。
本当に、後の祭りなんです。
……まぁ、ここまで言っても、正直やめないと思います。
ドーパミンは、それほどまでに強烈な快楽物質ですから。
私も3回目の逮捕の前に、何度も「やめよう」と思い、こうした記事を読んできましたが、
どこか他人事で結局無理でした。
だからこそ、自分の意志に頼るのはやめて、
勇気を出してメンタルクリニックに足を運んでください。
こう言ったら怒られるかもしれませんが、
今毎日やっているコトを週に3回、週に1回と段々減らして行きませんか?
まずは他人の力を借りて、頻度を落とし、0に近づけていく。とりあえずはこれでいいと思うんです。
ゆっくり、けど確実に一緒に治療していきましょう。
意外とみなさん同じ悩みを抱えているし、気さくな方も多いですよ。
こんな偉そうなことを言いながら、私の戦いは、まだ続いています。
衝動と必死に戦う毎日で必死です。
みなさんには大事な人はいますか?
家族、友人、恋人。
大事な人に胸を張って生きれるような人生にしていきましょうね。
それでは!!