新入社員として、社会人としての基本を習得することは、仕事の成果や満足度に大きく影響します。

この研修では、以下の3つのポイントで、社会人としての基本を学びます。

目的

❖新入社員(社会人)としての心構えを持つ

社会人として働くことは、学生時代とは違った役割や責任が求められます。

自分の行動や言動が自分だけでなく、会社やお客様にも影響を与えることを意識しましょう。

また、社会人としてのスキルや知識は、自分で管理や更新をしなければなりません。

自己管理や自己啓発の姿勢を持ち、常に成長し続けることが大切です。

自分の強みや弱みを客観的に分析し、強みを活かし、弱みを改善するための具体的な行動計画の立て方を学びます。

❖社会人としてのマナーや仕事における基本を習得する

社会人としてのマナーは、自分の品格や信頼性を表すものです。

挨拶や身だしなみ、時間や約束の守り方など、ビジネスマナーの基本を身につけます。

また、電話やメールなどのコミュニケーションツールは、情報伝達や協働のための重要な手段です。

相手に伝わりやすく、誤解を招かないように、電話のかけ方や切り方、メールの件名や文面、敬語の使い方などを学びます。

さらに、仕事を円滑に進めるためには、報告・連絡・相談の仕方やタイミングを把握することが必要です。

自分の仕事の状況や進捗を適切に伝え、必要なときには助言や協力の求め方を学びます。

また、仕事の進め方や優先順位の決め方も、社会人としての基本です。

仕事の目的や期限、重要度や緊急度を考慮した、効率的な仕事の進め方の基礎を学びます。

❖組織における人間関係やコミュニケーションの重要性を理解する

社会人として働くということは、組織の一員として働くということです。

組織の目標やビジョンに共感し、チームワークを高めることが、仕事の成果や満足度につながります。

上司や先輩、同僚など、様々な人と関わることになりますが、それぞれの立場や役割を尊重し、協力し合うことが大切です。

また、人間関係やコミュニケーションの質は、仕事の質にも影響します。

相手の気持ちや状況に配慮し、聞く力や話す力の鍛え方を学びます。

フィードバックや批判に対しても、ポジティブに受け止め、自分の成長の機会と捉えましょう。

カリキュラム【6時間】 

  1.新入社員の心構え  
 1)本研修の位置づけと受講の心構え 
 2)学生と社会人の違い  
2.自社を知る
  ~商品、組織機構、社員数、売上高、取引先など  
3.職場の基本
  ~実習・実技
 1)あいさつと各種マナーチェック  
 2)言葉づかいと正しい敬語
  4.仕事の基本
  ~実習・グループワーク
 1)PDCAと5W2H 
 2)指示・命令の受け方と報告・連絡・相談の仕方  
5.職場での人間関係とコミュニケーション
  ~実習・ロールプレイング
 1)組織における人間関係の基本   
 2)コミュニケーションの重要性
 3)上司・先輩との付き合い方  
6.まとめ
  ~新入社員の心得とは

研修情報提供元 : 
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